ボイストレーニング全知識(ボイトレ)

ボイトレたーなー先生『田中直人』

日本テレビ「ZIP!」、テレビ東京「おはスタ!」など多数出演
ATOボーカルスクール 代表
『田中直人(たーなー先生)』(プロフィール)
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こんにちは、田中直人です。

2020年テレビ東京『THEカラオケ★バトル』優勝者をはじめ、25年間で1万人以上のボイストレーニング(ボイトレ)をしてきました。

今回『ATOボーカルスクール』25周年を記念して、プロボイストレーナーの私のキャリアの集大成として、ボイストレーニング(ボイトレ)の全知識をまとめました。

「声の全ての悩みを解決したい」、「歌が上手くなりたい」、「ボイストレーニングをとことん究めたい」全ての人へ、本当に必要な情報を提供させて頂きます。

是非ボイストレーニング(ボイトレ)のバイブルとして、末永くご活用ください。

  • ボイストレーニングとは何かを知りたい
  • 歌が上手くなりたい
  • 声の全ての悩みを解決したい

1.ボイストレーニング(ボイトレ)とは

ボイストレーニング(ボイトレ)とは目的をもって声を磨く練習方法です。

なぜなら、ボイストレーニング(ボイトレ)は、呼吸、声帯周辺の筋トレ、全身の共鳴がメインとなり、正しい方法で基礎的なトレーニングをすると絶大な効果があるからです。

①ボイストレーニング(ボイトレ)のやり方ですが、まずは身体を楽器にするストレッチからはじめます。日常生活で閉じている身体を開き、発声時にしっかりと共鳴するように、またしっかりと全身で呼吸できるようにします。

②声を出すことはアスリートと同じく、呼吸と筋肉を使ったスポーツです。声帯周辺の筋肉をしっかりと筋トレして鍛えていきます。

③呼吸から声帯を伝って発声される音量は大変小さいものです。この声の源を身体全身を共鳴させて、大きく魅力的な声にしていきます。

課題曲を使った練習や、自宅やカラオケで、チューナー的なアプリや本、割り箸を使った練習メニュー等、ボイストレーニング(ボイトレ)では、趣味からプロ志向まで、子供から大人まで、洋楽でも声優にも必要なボーカル力が身に着きます。

『独学で時間をかけて自分でやっても、意味が分からずなかなか上手くならない』という意見もありますが、その通りです。はじめは期間や値段を考えながら、有名な講師等にレッスンを受ける事が近道です。

ボイストレーニングは、呼吸、声帯周辺の筋トレ、全身の共鳴がメインとなり、正しい方法で基礎的なトレーニングをすると絶大な効果があるので、目的をもって声を磨いていきましょう。

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2.歌うまとは

歌うまとは、自分の声を人に魅力的に届けるセンスのある人になることです。

歌が上手くなる方法は、たくさんの素敵な歌声に触れ、自分の声の魅力を知る事です。
歌上達法としては、音域と声量の拡大(フィジカル)、音感の向上と声のコントロール(テクニック)、心をきれいにする(メンタル)の掛け算になります。

①フィジカルトレーニングでは、正しい腹式呼吸を身に着ける、インナーマッスルを鍛えて体幹をマスターする、声帯周辺の筋肉を鍛えて、様々なボイストレーニング(ボイトレ)で音階を広げていくという事をしていきます。

②テクニックでは、たくさんの素敵な声や曲に触れて、音感とリズム感を養い、声の音色と装飾をコントロールするコツを練習していきます。

③メンタルは、心を綺麗にする、日常でも素敵な芸術に触れ、良い音や音楽に触れて、常に感謝の心を持ち素直に歌います。

歌唱力アップのためには、様々な場所でアプリ等で自分の声を録音すること、そして人前で歌うことに慣れること、たくさん歌を歌うことは、健康にもダイエットにも良く絶対おすすめです。

『自分は歌い方も分からず下手なのでセンスもない』という意見もありますが、その通りです。はじめは誰もがその状態です。しっかりと磨いていくことで歌うまへの階段を登れます。

歌が上手くなる方法は、たくさんの素敵な歌声に触れ、自分の声の魅力を知る事です。つまり歌うまとは、自分の声を人に魅力的に届けるセンスのある人になることです。

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3.カラオケ高得点とは

カラオケ高得点とは、最先端のAI技術でコンピューターが歌を採点するゲームで、歌唱力の基礎向上に役立ちます。

なぜなら、音程、リズム、安定性、表現力、ロングトーン&ビブラートという、聴いている人が歌を上手いと感じる全てのポイントの点数化を実現したシステムだからです。

①音程は、音程バーにあわせて全く同じ音の高さで歌えているかをチェックします。

②リズムはカーソルが音程バーに当たる瞬間に声がしっかりと発声されているかをチェックします。

③安定性は、声が震えているかまっすぐ出ているかという声の安定感をチェックしています。呼吸やインナーマッスルの使い方がポイントです。

④表現力は、抑揚やこぶし、しゃくり、フォールなどしっかりと1曲の中で表現力のある歌になっているかという事がポイントで、AIと連動して加点ポイントもあります。

⑤ロングトーンは同じ音程でしっかりと音が伸ばせているか、ビブラートは1秒間に半音6回ほど揺らすことが基本ですが、それぞれ同じタイミングで同じようにきれいに揺らせているかがチェックされています。

⑥damとjoysound共に上記の項目が基本で、点数が出やすい曲や、アニソン、男女別の選曲も重要です。

『自分は平均点以下の低い点数しか出なくて厳しい』という意見もありますが、その通りです。しっかりと正しいボイトレと共に、様々なコツを学べば、誰でも90点、100点が取れるようになります。

音程、リズム、安定性、表現力、ロングトーン&ビブラートという聴いている人が歌を上手いと感じるポイントの点数化を実現したシステムのため、カラオケ高得点とは、歌唱力の基礎向上に役立ちます。

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4.音痴克服とは

音痴克服とは、音感と発声をボイストレーニングにより改善していくことです。

なぜなら、音痴には、感覚性音痴と運動性音痴があります。

感覚性音痴は、まず歌うことよりも耳の機能を高める訓練を積んでいきます。

運動性音痴は、発声の方法や呼吸法、歌い方などを見直していき、自分の声を聞きながら歌い方に慣れていく練習をします。

まずは、正しい音程やリズムとはどういう音程なのか、ピアノなどの正しい音程の出る楽器を使いながら、耳で聴きわけて覚えていくところから始めます。

『自分の音痴の原因は遺伝で』『家族や友人に音痴と診断されたので』『自分で直すことが難しい』という意見もありますが、その通りです。

音痴専門のボイストレーナーにより、段階的に歌いやすい曲をカラオケで歌えるようになり、治すことが出来ます。自信を持てば元音痴でも絶対音感が見についてしまうこともあるほどです。

音痴には、感覚性音痴と運動性音痴があるので、音感と発声をボイストレーニングにより改善していきます。

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5.歌手デビューとは

歌手デビューとは、歌声でたくさんの人に感動を与えてプロとして歌手になる事です。

なぜなら、歌声でたくさんの人を感動させる力を持つことにより、まわりからプロ歌手と認められるからです。

歌手デビューする方法は、はじめに、どのような歌手になりたいのか、どのような世界観のあるアーティストになりたいのかを決める事です。

それにより、ボイトレや弾き語り、シンガーソングライターとしての知識が必要であったり、歌う曲によっては、オペラや演歌、シャンソンの勉強が必要な場合もあります。

最終的に、ボーカルオーディションや動画配信、許可された路上ライブ等で、たくさんの人に自分の歌声で感動してもらうことで歌手デビューできます。

『歌手デビューしたいのに大都市にいない』『年を取ってしまった』『やり方が全く分からない』という意見もありますが、その通りです。

いきなりオーディションも厳しいので、まずは歌手デビューコースがあって、大都市でなくても受講できるオンライン教室でのカウンセリングからスタートしましょう。

歌声でたくさんの人を感動させる力を持つことにより、まわりからプロ歌手と認められるので、歌手デビューできます。

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6.ビジネス・話し方・ボイストレーニング(ボイトレ)とは

ビジネス・話し方・ボイストレーニング(ボイトレ)とは、滑舌が良く、通る声はもちろん、様々な場面で、人に好かれる魅力的な話し方と、声が身につくトレーニングです。

なぜなら、

ビジネス・話し方が、魅力的に人に伝わるために重要なことは、スピーチの音程(音の高さ低さ)と声量(強く強調するところと優しく伝える所)とリズム(テンポ)で歌と同じで、ボイストレーニング(ボイトレ)で磨くことが出来るからです。

ボイストレーニング(ボイトレ)で、ビジネスもプライベートも輝き生まれ変わります。

プレゼンテーションや、会議、電話応対や、接客、懇親会のスピーチや、自己紹介等、ビジネスで声を出す場面は多岐にわたっています。

欧米では当たり前のボイストレーニングが、日本では発展途上のため、ディスカッションやディベート等でたくさんの課題があります。

ボイストレーニングを受けることで、あなたの本当に魅力的な声を最大限引き出し、ビジネスで成功する美声に生まれ変わることができます。

『たくさん練習しても声が通らない』という意見もありますが、その通りです。ビジネス・話し方が、魅力的に人に伝わるためには、専門的なビジネスボイストレーニング(ボイトレ)が必要なのです。

ビジネス・話し方・ボイストレーニング(ボイトレ)とは、様々な場面で、人に好かれる魅力的な話し方と、声が身につくトレーニングです。

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7.腹式呼吸とは

腹式呼吸とは、声を出すことに最も適したリラックス呼吸法です。

なぜなら、ボイストレーニング(ボイトレ)では、腹式呼吸のみが上半身を完全リラックスできる呼吸法だからです。

①腹式呼吸のやり方ですが、口を半開きにして、鼻70%・口30%で鼻を中心に身体の後ろの方に息を吸います。

②その息をまずは腰に入れて、横隔膜を下げ、その後背中、肩甲骨、肩、首、顔、目の中までMAXでいれます。

③インナーマッスルと腹筋で支えて、重心を下に動かす事を意識しながら、お腹から声を出す感覚で、「ホッ」と息を1回で吐ききります。

『カラオケでも腹式呼吸が必要なのか?』という意見もありますが、その通りです。歌をうたうときには、リラックスが歌唱力向上の最大のポイントです。

声を出す時には上半身完全リラックスが鉄則なので、腹式呼吸とは、声を出すことに最も適したリラックス呼吸法です。

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8.正しい喉・声帯を鍛える方法とは

正しい喉・声帯を鍛える方法とは、喉を傷めずに、声帯周辺筋肉を筋トレすることによって実現します。

なぜなら、声帯で行うことは音域拡大と音程のコントロールのみだからです。

喉に力を入れて閉めながら歌う喉声は、喉が痛くなり、声が枯れ、音がこもります

ボイストレーニング(ボイトレ)で喉を開くことを覚えて、出し方を変えていきます。

声帯周辺の筋肉を強くしなやかにするストレッチや声帯閉鎖のトレーニング、自分の声を録音して聞くことにより声を魅力的に変えていきます。

トレーニング中の飲み物は、炭酸や、烏龍茶等の喉にあまり良くない物は避けて、常温の水で行うようにしてください。

『自分の声がきもい(気持ち悪い)違う声に変えたい』という意見もありますが、その通りです。本当の自分の声は正しく喉・声帯を鍛えることによってはじめて出すことが出来るようになります。

正しい喉・声帯を鍛える方法とは、喉を傷めずに、声帯周辺筋肉を強くしなやかにすることです。

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9.リップロール&タングトリルとは

リップロール&タングトリルとは、声を出すために最も効果的なウォーミングアップです。

なぜなら、リップロール&タングトリルは、共に喉を傷めずに声帯を鍛え、音域を広げ、各共鳴腔の確認もでき、口の中で響かせるというイメージが掴みやすいからです。

リップロールの練習で喉を絞めずにリラックスした正しい高音を身につけましょう。

自分の声の最低音と最高音を何度も行き来しながら何秒でもプルプルしてください。

タングトリル(巻き舌)のやり方は、上の歯の裏側あたりに舌をもってきた状態で息を吹き、舌先を「トゥルルルル」と振動させる発声です。

タングトリルとリップロールは同等の効果が期待できますので、どちらか一方やりやすい方でトライするのもオススメです。

うまくタングトリルができない場合のコツは、舌を思いっきり出してみたり口の中で回すなどして、ストレッチを行ってみてください。

『リップロール&タングトリルが出来ない』という意見もありますが、その通りです。毎日反復練習することで、2,3ヶ月したら上手く出来るようになっていきます。

リップロール&タングトリルは、共に喉を傷めずに声帯を鍛え、音域を広げ、各共鳴腔の確認もできるので、声を出すために最も効果的なウォーミングアップです。

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10.音域拡大(声域拡大)とは

音域拡大(声域拡大)とは、ナチュラルボイスで音域を広げる方法です。

なぜなら、無理な発声で音域を広げても、曲を魅力的に歌えるようにはならないからです。

日本のポップスは平均的に男性1オクターブ半から2オクターブ、女性1オクターブから1オクターブ半で作られていますが、現在カラオケで歌える曲の音域がどんどん拡大しています。

また女性の曲をメラニー法等で、女声で歌いたい男性や、元々音域が狭い人、音程が良く分からずにオクターブ下(通称オク下)で歌っている人も増えています。

音域の広げ方、声の出し方の練習方法は、自分の音域をアプリ等でチェックするところからはじめましょう。

身体を楽器にするストレッチ、腹式呼吸のトレーニング後に、上半身完全リラックス、インナーマッスルと下半身で支える発声によってナチュラルボイスを作り、その声で音域をどんどん広げていきましょう。

『カラオケで原曲キーで歌える曲がない』という意見もありますが、その通りです。鍛えられたプロと同じキーで歌うのは、プロスポーツ選手といきなり試合をするのと同じです。

まずはキーを下げたりオクターブ下で、ウォーミングアップからスタートしましょう。

無理な発声で音域を広げても、曲を魅力的に歌えるようにはならないので、ナチュラルボイスで音域を広げましょう。

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11.高音を出す方法とは

高音を出す方法とは、地声(チェストボイス)、裏声(ヘッドボイス)、ミックスボイス、それぞれをボイストレーニング(ボイトレ)で鍛えることです。

なぜなら、高音を出すには、3つの声を使い分けて融合させ、それぞれを磨き上げる事が重要だからです。

男女ともに高い声を出して歌うカラオケの曲が流行っています。

声を綺麗に高くする練習方法や出し方のコツ、男性が目指すハイトーンボイスについて具体的なトレーニング方法をお伝えします。

①声帯の負担を減らすため裏声を優しく出していきます。

②声帯の筋トレを行い地声ミックス裏声を繋げます。

③地声を無理ない高さから裏声のような優しい柔らかい発声で高音までスケールしていきます。

ここまで出来れば今度は同じ音域を地声、裏声、ミックスでも出せるようトレーニングしていきます。

『高音(高温)が出ないかすれる』という意見もありますが、その通りです。まずは1オクターブから段階的に自分の高音を広げていくことが大事です。はじめはボイストレーナーと一緒に行った方が効果が上がります。

高音を出す方法とは、地声(チェストボイス)、裏声(ヘッドボイス)、ミックスボイス、それぞれをボイストレーニング(ボイトレ)で鍛えることです。

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12.低音を出す方法とは

低音を出す方法とは、地声(チェストボイス)をボイストレーニング(ボイトレ)で鍛えることです。

なぜなら、低音を出すには、地声(チェストボイス)で全身を振動させることが重要だからです。

カラオケでも日常会話でも、低い声のニーズは増えています。

音域が広い曲が多いですし、低い声で話すと落ち着きがあり説得力のある声になります。

この低音の出し方をレクチャーしていきます。

①自分の普段のしゃべり声をチューナーアプリ等でチェックします。

②その音程で「あえいおう」ロングトーンで出していきます。

③半音ずつ音程を下げていきます。

この時にとにかく脱力、体重を落とす、喉あくび、で喉に負担がないようにします。これを毎日5分行いましょう。

自分の歌いたい曲や出したい方の低音をメモっておき、そのキーまで毎回落とせるようになりましょう。倍音を出すためにもっと低い声まで出せると尚良いです。

『低音が出にくい声がキレイに出ない』という意見もありますが、その通りです。じっくりと毎日やることで声が変わっていきます。

低音を出す方法とは、全身を振動させることが重要なので、地声(チェストボイス)をボイストレーニング(ボイトレ)で鍛えることです。

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13.裏声とは

裏声とは、声帯の閉鎖が弱く、声帯自体も薄く、長くなり、地声よりも楽に高い声を出すことができる声です。

なぜなら、裏声は声門の閉鎖が弱く、伸展主体で音高調節することができるからです。

カラオケで歌う時も必須の裏声は、ボイストレーニング(ボイトレ)での鍛え方がオススメです。

裏声には、息漏れが多く芯のない弱々しいファルセットと、息漏れが少なく芯のある力強い裏声ヘッドボイスの2種類があります。

①あくびをしながら息漏れが多く芯のない弱々しいファルセットを出していきましょう。

②スタッカートで息漏れのない裏声を作ります。

③低い声でも裏声で歌えるようにしていき、どんな音域でも裏声で出るようにしていきます。

日常生活で地声よりも裏声で過ごすようになると上達が早いです。

『裏声が全く出ない』という意見もありますが、その通りです。はじめはコツがあるのでプロのボイストレーナーと一緒に作っていきましょう。

裏声は声門の閉鎖が弱く、伸展主体で音高調節するので、地声よりも楽に高い声を出すことができます。

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14.ミックスボイスとは

ミックスボイスとは、地声(チェストボイス)と裏声(ヘッドボイス)を混ぜた声です。

なぜなら、地声だけ、裏声だけで歌ってしまうよりも、声を様々なブレンドでミックスすることで歌の表現力が増すからです。

ミックスボイスの練習法、出し方やコツはボイストレーニング(ボイトレ)で行います。

①しゃべり声からスケールをどんどんあげていき、地声の限界裏声の始まりの所(ブレイクポイント)を地声でも裏声でも出していきます。

②地声の成分をふやしたり、裏声の成分をふやしたりで、ミックスの感覚をつかんでいきましょう。

③裏声を鼻腔共鳴にしていき、地声と同じ響きにしていきます。

④練習曲は男女ともに音域の広い曲で行います。自分が今は歌えない音域の広い曲を裏声と地声を駆使して歌えるようにトレーニングします。

⑤両方を混ぜて一つの声色になるようにしていきましょう。

ミドルボイスとは、鼻腔共鳴にフォーカスを当てた発声法です。

こちらは専門家の指導でマスターしていきましょう。

『ミックスボイスが出来ているのかどうか全く分からない』という意見もありますが、その通りです。これは初心者では分からないので、プロのボイストレーナーに確認してもらいながら進めていきましょう。

地声だけ、裏声だけで歌ってしまうよりも、声を様々なブレンドでミックスすることで歌の表現力が増すので、ミックスボイスを身につけましょう。

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15.声量(共鳴)とは

声量(共鳴)とは、声帯から発せられた声を響かせて、声の大きさ(響き)をコントロールすることです。

なぜなら、声帯から発せられる音は大変小さく、身体全体を使って、声を共鳴させて声の大きさをコントロールすることが必要だからです。

声量を大きくする方法は、ボイストレーニング(ボイトレ)で鍛える事が出来ます。

①鍛え方、出し方については、まずは腹式呼吸と体幹トレーニングが大事です。

②息の量とスピードで声量の源をコントロールします。

③共鳴発声法として、鼻腔、咽頭腔、口腔を中心とした共鳴腔を使って、声を共鳴させて声量を上げていきます。

ボイストレーニングで、大きい声を出すことで、倍音の成分量も上げる事が出来、声量のコントロールは尚一層安定します。

『大きい声が出ない』『声量をあげる事が出来ない』という意見もありますが、その通りです。その場合は、プロのボイストレーナーに相談しましょう。

声帯から発せられる音は大変小さいため、声量は共鳴でコントロールします。

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16.ビブラートとは

ビブラートとは、音を伸ばすとき、その音を揺らして美しく響かせることです。

なぜなら、ビブラートは大きなホールで、声楽家が声を遠くに美しく響かせるために生まれたものだからです。

ビブラートを身につけると、歌声がプロフェッショナルに生まれ変わります。

憧れのアーティストのビブラートを見つけて完全コピーして自分のものにしましょう。

①YouTube等で好きなアーティストの曲の映像を視聴します。

②声が好きなアーティストを思いつくままに練習曲にして、片っ端から見ていきましょう

③その中でビブラートだけに注目して、良いなと思う種類のビブラートをいくつもピックアップしやり方とコツをつかみましょう。

ビブラートの出し方を自分も全く同じように、カラオケで出来るように真似しましょう。また全ての母音でも出来るようになりましょう。

『ビブラートが出来ない』『ちりめんビブラートになってしまう』『横隔膜の使い方がわからない』という意見もありますが、その通りです。時間をかけてプロのボイストレーナーに、できない理由を確認してもらいながらボイトレしていきましょう。

声楽家が声を遠くに美しく響かせるために生まれたものなので、ビブラートとは、音を伸ばすときに揺らして美しく響かせることです。

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17.表現力(音色)とは

表現力(音色)とは、声の音色を変える表現のテクニックです。

なぜなら、声の色を変えることで、歌手として感情や奥行きのある表現が可能だからです。

表現力(音色)には、ウィスパーボイス、エッジボイス、ハスキーボイス、シャウト、デスボイス、ホイッスルボイス、イケボ等があります。

①ウィスパーボイスとは、ささやきに近い息漏れ声。

②エッジボイスとは、声帯を閉じて発声した時に出る声。

③ハスキーボイスとは、しゃがれた声、かすれた声。

④シャウトとは、歌い方や発声などでの「がなり声」「叫び」。

⑤デスボイスとは、意識的、積極的に出す「ダミ声」「悪声」「がなり声」。

⑥ホイッスルボイスとは、笛みたいな超高音

⑦イケボとは、イケメンボイス、またはイケてるボイス。

『出し方や方法が分からない』という意見もありますが、その通りです。まずは正しい発声や鼻腔共鳴を意識しながら、真似から入りましょう。手っ取り早くプロのボイストレーナーに習うのもおすすめです。

18.表現力(装飾)とは

表現力(装飾)とは、音を揺らしたり付け加えたりすることによって、歌声を飾ることです。

なぜなら、音符をそのまま歌うことでは表現できない装飾を歌声で飾ってあげることで表現の幅が広がるからです。

装飾には主に、しゃくり、こぶし、フォール、ハンマリング、ヒーカップをはじめ、スキャットやフェイクがあり、カラオケの採点等にも影響してきます。

オペラから民謡、演歌ま様々なジャンル特有の装飾による歌い方があり、それぞれの出し方そのものがジャンルであったり、裏拍等のリズムになります。

①しゃくりとは、ある音程を出す前に低い音程を出してから本来の音程に戻すテクニック。

②こぶしとは、音を上下に一瞬だけ震わせるテクニック。

③フォールとは、本来の音程から低い音程に向かって滑らかにずり下げるテクニック。

④ハンマリングとは、音程が半~全音上がるレガートを表現するテクニック。

⑤ヒーカップとは、しゃっくりするように語尾をしゃくりあげるテクニック。

⑥スキャットとは、意味のない音(例「ドゥビドゥビ」)をメロディーにあわせて即興的(アドリブ)に歌うテクニック。

⑦フェイクとは、原曲のメロディを、即興的に少し変えて歌ったりするテクニック。

『歌をうたっていることに精一杯で装飾音まで気が回らない』という意見もありますが、その通りです。まずはナチュラルに歌えるように、その後上級編としてマスターしていきましょう。

表現力(装飾)とは、表現の幅を広げるため、音を揺らしたり付け加えたりすることによって、歌声を飾ることです。

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19.カラオケ上達とは

カラオケ上達とは、選曲にあわせた魅力的な声をボイストレーニング(ボイトレ)で作るエンターテイメントです。

なぜなら、カラオケがうまい人のコツやテクニックは、全てボイストレーニング(ボイトレ)から学べるからです。

マイクの持ち方、リズムのとり方、エコーの使い方や、音量のコントロール、緊張の楽しみ方、短い曲の選曲、男性、女性曲の選曲等、カラオケ上達の方法は多岐にわたっています。

このようなカラオケ特有のテクニックに、ボイストレーニング(ボイトレ)の技術が加われば鬼に金棒です。

テクノボイスなどのボイスチェンジで、半音ずれる声を補ったり、ヒトカラでじっくり自分の声を鍛えることで、段階的に歌が上手くなって、健康やダイエットにも効果があり、カラオケがどんどん楽しくなって、上達していきます。

『カラオケが大嫌いで、下手で恥ずかしい』という意見もありますが、その通りです。はじめは誰でもそこからスタートです。スポーツと同じようにしっかり練習して段階的に上達していきましょう。

カラオケ上達のコツやテクニックは、全てボイストレーニング(ボイトレ)から学べます。

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20.ボイストレーニング(ボイトレ)教室とは

ボイストレーニング(ボイトレ)教室とは、声の全ての悩みを解決する最適な場所です。

なぜなら、長い年月をかけて一人一人の声をトレーニングしてきたボイストレーニング(ボイトレ)教室には、全てのノウハウと指導法が詰まっているからです。

ボイストレーニング(ボイトレ)スクールは、東京・渋谷区を中心に大阪や名古屋、福岡をはじめ全国にありますが、現在はオンラインで世界中からいつでもレッスン可能になりました。

趣味の習い事として歌を習いたい、カラオケが上手くなりたい、ジャズボーカル(ヴォーカル)をやってみたい、声優を目指したいときに必須なのは、ボイストレーニング(ボイトレ)教室です。

『どこのスクールを受けていいか分からない』という意見もありますが、その通りです。
おすすめはATOボーカルスクールのオンラインレッスンです。いつでもどこでも無料でプロのボイストレーナーが指導してくれます。

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まとめ

  • ボイストレーニングとは声を磨くこと
  • 歌はボイストレーニングで上手くなる
  • ボイストレーニングは声の全ての悩みを解決する

最後まで読んで頂き感謝しています。

まずは25年間1万人以上の生徒さんを教えてきた、私のボイストレーニング(ボイトレ)の無料体験レッスンに遊びに来ませんか?

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