皆さんは、自分の声量に満足していますか?また、声の声量がしっかり出ているかどうか分かりますか?
今回のテーマ。「声量」の仕組みを説明し、声量の上げ方鍛える方法も紹介していきます。
声量に大切なのは、呼吸のスピードをコントロールするインナーマッスルと、身体全体を共鳴させる共鳴腔を鍛える事です。そこさえ鍛えていれば声量をアップさせたり、逆に少し抑えたり。必要に応じてコントロールできるようになります。
なので、声量は、喉ではなく、呼吸のスピードと、身体全体の共鳴が全てです。そこを鍛えていきましょう。
この記事を読んで、以前より少しでも声量をアップさせるお手伝いができたら最高です。
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- 声量がない
- 声量をアップさせたい
- 声量のあるアーティストの曲が知りたい
本日もこの記事はたーなー先生のマネージャーが担当致します。
1.声量があるないの判断
「もう1度いいですか?」
「え?なんて?」
こんなふうに聞き返された経験ってありませんか?
思い出してみて、1度か2度くらい。あんまりないなーって方は素晴らしいです。その調子でいきましょう。もう声量もあるし滑舌もしっかりしているので問題ないかもです。
逆に、そういう場面に遭遇することがよくある方は、はっきり言いますが、正直声量が全然なく、滑舌も弱いかもです。
もうすでに聞き返されることを知っていて、声量に悩んでいる。という意見もあると思います。とてもよく分かります。ちなみに私自身もこの声量滑舌わりとない方です。意識して会話したり返事をしないと聞き返されたり、無視されてしまうこともありました。割と日常でお腹から声を出そう、滑舌をよくしようと意識して心がけています。なので、気にしている方も、少しの心がけや、トレーニングを積むことができれば、きっとすぐに改善できると思いますよ。
2.声量がない原因
まずは、声量がない原因から探っていきましょう。
原因がいくつか上げることができます。
・姿勢が悪い
・口のひらきが狭い
・呼吸が浅い
・そもそも心が弱ってしまっている
姿勢が悪い
猫背で首が前に出ているような姿勢ですと、声帯の道が狭くなったり、塞がれてしまうので実は声量が出るはずなのに出せていない状態になっているかもしれません。
一流のアーティストは背筋が伸びて足に体重をしっかり落としていて顎を自然に引いてますよね。
前回のブログでもヘッドボイスを出す方法として、この姿勢を取り上げましたが、声量を上げることにも共通することです。姿勢、意識しましょう。
口のひらきが狭い
声量がない人は不思議と滑舌が悪い場合が多いです。
当たり前ですが口の開きが小さければ、息の通り道も小さくなってしまいます。そうなると口の中で息が籠ってしまいますよね。
そうすると、声量もないし、口が開いてなくて滑舌も悪くなって、何を言っているか周りに伝わらなくなってしまいます。
ギリギリ、骨に音が伝わるので自分自身には聴こえているかもしれませんが、相手に伝わらなければ意味がないですよね。
なので、しっかり口を大きく開けて滑舌を意識してみて下さい。これだけで相当変わると思います。
呼吸が浅い
声量は呼吸のスピード感で左右されます。呼吸が浅いと肺活量も少なく、スピードも出せません。
まずは深呼吸から始めましょう。
そもそも心が弱ってしまっている
心の問題は声量もかなり影響を受けます。
落ち込んでいると下を向くことがなんとなく多くなってしまったり、やる気がでない。体力もなくなって最小限でしか行動しなくなりますよね。
落ち込んでる人で大きな声でハキハキしている方はいますか?いませんよね。
私自身も心が弱っていた時に声もなんとなく、自信がなくなって小さくなっていた記憶があります。
なんとなく自分の声が気持ち悪く感じてしまったり。
そんなこと絶対ないんですよ。全ては自分の超ネガティブな思い込みなんです。
でもそういうものです。まず、メンタルからケアするって方法もありますが、粗治療的に行動をしてメンタルを復活させる方法もあると思います。
落ち込んでいたらちょっと好きなことや好きなものを食べて、好きな音楽を聞いて一緒に歌ったりしてみましょう。
そして、ちょっと気が向かないかもしれませんが、試しに一回背筋をピンとさせて顎を引き、1分間深呼吸をしましょう。そして、お腹から空気を一気に出すイメージで発声してみましょう。声量が出るようになるかも!
声量がないが、以上の理由が該当しないって方もいるかもしれません。そういった方は、生まれ持った声帯が、非常に繊細でか弱い可能性があるかもしれません。そんな場合は、プロのボイストレーナーに一度見てもらって症状を説明しましょう。貴方だけの対策があるはずです。
3.声量を出すためのトレーニング
声量は、喉ではなく、呼吸のスピードと、身体全体の共鳴でコントロールします。
前述のように、呼吸のスピードがしっかりあり、量もあれば、声量も上げることができるのです。
そのためには、呼吸のスピードをコントロールするインナーマッスルと、身体全体を共鳴させる共鳴腔を鍛える事が必要です。
腹式呼吸でお腹からの息が、声帯を振動させ音になります。
この音は本当に小さなものなので、これをしっかりとした声にするために、呼吸のスピードと、共鳴腔を使って、コントロールし声量となります。
つまり声量は、喉で作るのではなく、呼吸をコントロールするインナーマッスルと、身体全体を楽器のように鳴らす共鳴腔で作られます。
声量を上げる鍛え方のトレーニング
- 体重を下に落とすイメージをして背筋を自然にのばし、顎を引きます
- 1秒でお腹に息がたっぷり収まるように、一気にスッと息を吸います。
- 吸ったら、それを1秒で一気に吐き切ります。
これを繰り返します。立ちくらみを起こさないように十分注意して、休憩しつつトレーニングしましょう。
ペットボトルで喉のトレーニング
こちらも効果的です。
気軽に自宅で、近所迷惑などにもならない練習方法なので試しにご活用下さい。
なかなか息の量が増えない。ペットボトルトレーニングも全然できない。そんな意見もあると思います。さまざまな原因があるかもしれませんが、腹筋がそもそもあまりないこともあげられるかもしれません。空き時間に腹筋運動やスクワットなどをやって腹筋を鍛えましょう。
4.声量アップのトレーニングになるアーティストの曲
声量のある歌手の曲をよく聴くことはとても自分の声量アップにも効果的です。
自然と真似をするようになるので。
ただ声帯を傷めるような間違った発声にならないように注意が必要です。
ここではまず声量のある歌手の歌声を聴いて、参考にしましょう。
女性編
DREAMS COME TRUE -「何度でも」
吉田美和さんは本当に優れたボーカルです。歌声伸びがあって、綺麗で安定していてさらに声量がしっかりあります。
Superfly – 愛をこめて花束を
本当に有名な曲ですね。本当に声量が素晴らしいです。
HY – 366日
高音もさることながら、低音もしっかり響いていますよね。この曲を初めて聴いた時ボーカルの女性の声があまりにも声量がありテレビで聴いているだけなのに歌詞や歌、声まで胸に響いたことを今でも思い出します。
男性編
DA PUMP-U.S.A.
あまりにも有名な曲ですね。ボーカルのISSAさんは高音が非常に飛びます。声量もあって、しかもダンスを踊りながら歌っているのに安定感があります。本当にすごいです。
トレーニングをしっかり重ねている努力を非常に感じます。
秦 基博-鱗(うろこ)
本当に優れたボーカリストです。
表現力も豊かですが、高音の時の声量はすごい。素晴らしいです。
玉置浩二-メロディー
日本一の歌手です。そして声量も一番です。
一度コンサートへ行って生歌を聴きましたが、本当に、感想を述べるのも軽いと感じてしまうくらい。素晴らしいボーカリストです。声量もとにかくピカイチです。体全身にドーンと歌声が入ってきました。
こんな有名アーティストのような声量なんて自分は出せない。そんな意見もあるかもしれません。その通りです。そんな簡単に出るはずがありません。しかし、耳は育てることができます。良いものをよく聴いて感性を豊かにしましょう。歌うことに非常に大切なことです。遠いこと、意味のないことと思っていたことも、気づいたらここに繋がっていたんだ。っていうことがありますよね。良いものをたくさん聴いて影響をしっかり受けていきましょう。
まとめ
声量がそもそもあるのかどうか、声量がない原因、声量アップのためのトレーニング方法、また声量のある有名アーティスト等声量をここまで深掘りしてきました。
声量に大切なのはインナーマッスル。呼吸のスピード、口腔に共鳴させることです。
ATOオンラインボイトレでは、この呼吸のスピードを強化して、声帯に負担のない発声で声量をアップするボイストレーニングを行っております。
声量がなかなか納得できるほど出せていないという悩みを抱えてる方は少なくなりません。
ボイトレを受けた後で、声量がアップして日常の会話もしやすくなり喉への負担が今まで以上に改善されたという生徒さんも多くいます。
声量がないことを深刻に真剣に悩んでられる方ほど特にそうです。
ぜひ、声が小さいと言わることがあったり、声を大きく出そうとすると喉に引っかかる、ガラガラするなどの不調があったりされる方、悩んでいるほどではないけどちょっと気になってる方。
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声量改善、声量アップして、歌をたのしく歌いましょう。
声がよくなることだけで、世界観が変わるかもしれません。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
本日もこちらのブログを読んでくださりありがとうございました。
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