こんにちは、田中直人です。
私はプロのボイストレーナーとして、25年間で1万人以上の歌唱指導(ボイトレ)をしてきました。
今回は、2021年6月に発売された、私の最新刊『相手に「伝わる声」の出し方』をたっぷりと解説します。
この本の目的は、自分の声を大好きになる事です。
自分の声を大好きになれば、相手に「伝わる声」の出し方が、しっかりと身に付きます。
しかし、ほとんどの人は自分の声が大嫌いです泣。
この原因と解決方法が、読み進めるだけで、どんどん心と身体に浸透していきます。
今まで、25年間たくさんの生徒さんに、教えてきたノウハウを集結して、じっくりと相手に「伝わる声」の出し方を解説していきます。
今回のタイトルは、相手に「伝わる声」の出し方【自分の声を好きになる】ボイストレーニング本です。
まずは私が開発した、最先端の無料ボイトレアプリ『毎日ボイトレ』をダウンロードしつつ、こちらの記事を読み進めてください。
- 相手に「伝わる声」の出し方を知りたい
- 伝わる声になる心・技・体を知りたい
- 自分の声を大好きになる方法を知りたい
1.心(メンタル)=感謝×自信×笑顔
声の悩みは、心(メンタル)トレーニングで、解決できます。
なぜなら、声の悩みは、生まれてから今まで生きてきた中での、間違った心(メンタル)で、引き起こされているからです。
私のレッスンは、まずはお医者さんのように声の悩みをじっくりと聴いて、その悩みに寄り添います。
声の悩みを50以上、25年間全て解決してきました。
ここで、大事なことは、心技体つまり、メンタル、フィジカル、テクニックの順番にバランス良く解決していくという事です。
まずは、心(メンタル)を解説していきます。
心(メンタル)=感謝×自信×笑顔
感謝
相手に「伝わる声」の出し方で一番重要なのは、相手に感謝の気持ちを持って声を出すかということです。
相手に感謝の気持ちがなければ、何も伝わる事はありません。
心からの感謝の気持ちがあるから、言葉がしっかりと届くのです。
そのような言葉には、心技体が自然に調和して、ナチュラルボイスが生まれます。
自信
自分に自信がないと、どんなことでも逃げる人は多いです。
そんな人の言葉を相手は聴きたいでしょうか?
自信のない言葉、自信のない声、自信のない表情で、話をされた時、相手の言葉は伝わりますでしょうか。
それでは何も伝わりません。
自信を持って声を出しましょう。
何も「声を張り上げて」とか、「大きな声で」と言っているわけではありません。
等身大の自分で、素直に正直に、相手を気遣って、ありのままの自分で、自信を持って声を出せばよいのです。
誰でも出来るようになります。
笑顔
私は、25年間ボーカルスクールで、最も大切にしてきたことは、生徒さんの笑顔をつくる事です。
笑顔にならなければ、相手に伝わる声を出すことはできません。
不機嫌な顔、ふてくされた顔、意地悪な顔、怒った顔で、声を出されたらどう思いますか?
言葉は伝わってきますか。
何かが伝わったとしても、本書【相手に「伝わる声」の出し方】としては、本質的にNGです。
それは、心技体がつながらず、自分も相手も、大きく消耗してしまうからです。
心(メンタル)が大事だという事、わかって頂けましたでしょうか。
心(メンタル)が一番難しいという意見もありますが、その通りかもしれません。
でも、このブログを読んでいる、相手に「伝わる声」の出し方を手に取ったあなたであれば、絶対に解決に向けて、前向きに進めて行けるはずです。
心(メンタル)は、気持ち次第ですから、まずは一歩踏み出していきましょう。
声の悩みは、生まれてから今まで生きてきた中での、間違った心(メンタル)で、引き起こされているので、声の悩みは、心(メンタル)トレーニングで、解決できます。
2.体(フィジカル)=呼吸×姿勢×支え
声の悩みは、体(フィジカル)トレーニングで、解決できます。
なぜなら、声の悩みは、生まれてから今まで生きてきた中での、間違った体(フィジカル)で、引き起こされているからです。
★体(フィジカル)=呼吸×姿勢×支え
呼吸
皆さん生きるために呼吸しています。
何も考えなくても勝手に身体がしてくれています。
とても素敵なことですよね。
しかし、何も考えてないので、伝わる声を出すために必要な呼吸は出来ていないのです。
私ははじめのレッスンでこう言います。
「声を出す時に最も重要なこと、それは普段と呼吸を変えます」
「えーーーーっ!」
全員驚きの声が上がります。
驚きの声を上げてもらうために、このような説明をあえてしています。
衝撃をインパクトを与えたいのです。
なぜなら、当たり前にしている事なので、改善してもらうためには大きなインパクトが必要だからです。
日常生活では、浅い呼吸で十分です。
しかし、声を出す時は深い呼吸に変える必要があるのです。
ラジオ体操や、寝ているときの深呼吸で良いです。
これを相手に伝わる声を出す時は、いつも行いましょう。
姿勢
「姿勢」、こちらも皆さん普段意識しない部分ですね。
声を出す時に姿勢なんてどうでも良いと思っている事でしょう。
実は、姿勢が1ミリ違うだけで、声は全く変わります。
声は、身体全体を使って鳴ります。
身体が楽器のようなものです。
姿勢が悪いと、そのまま姿勢の悪い声となって、発声されます。
スピーカーや楽器で、姿勢の悪いものはありますでしょうか。
とても素敵なフォルムで、最高の響きになるようデザインされています。
最高の響きになる姿勢をマスターしていきましょう。
支え
支えとは何でしょうか。
簡単そうで一番難しい部分かもしれません。
支えは、声を出す時にもっとも重要な三要素の要になります。
簡単に説明すると・・・
- 呼吸をMAXまで吸うために、深呼吸する
- 姿勢を良くするために、上半身完全リラックス
- 上半身完全リラックスのために、下半身を支える
となります。
つまり、呼吸と姿勢のための支えです。
相手に「伝わる声」を出すためには、重力に逆らわずに、どっしりと重心を下にして、尻尾があるような、足元から根っこが生えるような、下半身の支えが必要です。
ここまでが、体(フィジカル)です。
体(フィジカル)は、自分では出来ているのかわからないという意見もありますが、その通りです。
まずは、息をMAXまで吸って、上半身完全リラックス、下半身しっかりを自分なりに挑戦してみましょう。
スマホ等に声を録音再生して、納得いくような声が出せるよう、色々と工夫して取り組みましょう。
声の悩みは、生まれてから今まで生きてきた中での、間違った体(フィジカル)で、引き起こされているので、声の悩みは、体(フィジカル)トレーニングで、解決できます。
3.技(テクニック)=音程×リズム×音量
声の悩みは、技(テクニック)トレーニングで、解決できます。
なぜなら、声の悩みは、生まれてから今まで生きてきた中での、間違った技(テクニック)で、引き起こされているからです。
技(テクニック)=音程×リズム×音量
音程
相手に「伝わる声」の出し方は、歌以上に音程が大事になってきます。
なぜなら、あなたの最も出しやすい基音から、低い音や、高い音を出すことで、相手にその感情や、表情、表現力が伝わるからです。
落ち着いて説得力を増すためには、奥行きのある低い声で。
明るくハキハキと、相手を笑顔にさせるためには、元気な高い声で。
音程の変化がない声は、無機質で機械のような声です。
言葉が変わっても、何も伝わりません。
何も届きません。
究極は、相手の声にあわせて、ハモる事です。
これが出来れば、声は必ず伝わります。
相手に「伝わる声」の出し方は、音程が最重要です。
リズム
言葉にはリズムがあります。
言葉が伝わらない人、コミュニケーションが苦手な人は、ほとんどリズムが悪いことが原因です。
相手のリズムに合わせて話さなければ、相手に「伝わる声」の出し方は失格です。
また、ゆっくりと話すことで、落ち着いて、優しくあたたかい印象を与え、素早く話すことで、知的で、スマートで、場面にあった気遣いのある印象を与えます。
相手のリズムと自分のリズムが、同じ旋律を奏でた時、必ず、相手に「伝わる声」の出し方が、実現します。
音量
声の大きさ。
小さすぎても聴こえません。
大きすぎてもうるさいだけです。
自分の適切な声量を把握しましょう。
そして、環境や内容、相手の表情にあわせて、標準の声量を決めましょう。
さらに、話のストーリーにあわせて、声量の抑揚をつけて行きます。
前置きや、背景、説明は標準的な声量で。
オフレコ話や、大事な話の前、相手の耳を引き寄せたい時は、少し小さめに。
物語のクライマックス、結論、大事な部分は、大きめに話します。
この小ささや、大きさで言葉の意味がどんどん相手に伝わっていきます。
逆に音量の差が何もないと、何を伝えたいのかが分からず、相手が眠くなってしまいます泣。
ですので、しっかりとストーリーにあわせて、音量に抑揚を持って話していきましょう。
歌ではわかるが、トークでは音程、リズム、音量の感覚がないという意見もありますが、その通りだと思います。
今までこのような概念がなかったので、相手に「伝わる声」が出せなかったのだと思います。
これからはこの考え方を基準に出来ますので、一歩ずつ自分のペースで磨いて行きましょう。
意識するだけで、格段の成果が出て来ます。
声の悩みは、生まれてから今まで生きてきた中での、間違った技(テクニック)で、引き起こされているので、声の悩みは、技(テクニック)トレーニングで、解決できます。
4.著者田中直人による【読者限定】特別レッスンのお知らせ
本の内容が120%身体にインストールされる、著者田中直人による、特別レッスンを行います。
合計3時間のレッスンを最短1日、じっくり学びたい方は1回30分で月2回、3ヶ月間で学ぶことも可能です。
本で紹介した30のトレーニングメニューで、あなたの声が、生まれ変わり、相手に「伝わる声」の出し方になります。
相手に「伝わる声」の出し方特別レッスン
30分×6回 合計3時間のZOOMによるオンライン個人レッスン
料金¥33,000(税込)→¥29,800(税込)期間限定スペシャル価格
内容
- 今の自分の声レコーディング
- 肩甲骨剥がしトレーニング
- 肩甲骨寄せトレーニング
- 首筋伸ばし・首回しトレーニング
- 上半身脱力トレーニング
- 300%ブレスアウトトレーニング
- ディープブレストレーニング
- スピードディープブレストレーニング
- 正しい顔の位置確認
- 小顔美声マッサージ
- 小顔大顔体操
- タントレーニング
- ビッグマウス体操
- わはははトレーニング
- ナチュラルボイストレーニング
- リップロールトレーニング
- ハミングトレーニング
- 50音トレーニング
- 濁音トレーニング
- 自己紹介レコーディング
- スタンダードリズムトレーニング
- スローリズムトレーニング
- スピードリズムトレーニング
- メトロノームトレーニング
- ロングトーン・ダイナミクストレーニング
- 3段階ダイナミクストレーニング
- クレッシエンド&デクレッシエンドトレーニング
- 5段階ダイナミクストレーニング
- 滑舌トレーニング
- 相手に「伝わる声」の出し方インストール
こちらよりお申込ください。
まとめ
- 相手に「伝わる声」の出し方がわかった
- 伝わる声になる心・技・体がわかった
- 自分の声を大好きになる方法がわかった
ここまでお読み頂きありがとうございます。是非とも一度無料体験レッスンで、専門家による、プロのボイストレーニングを受けてみてください。相手に「伝わる声」の出し方【自分の声を好きになる】ボイストレーニング本をじっくりと、お教えいたします。
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