こんにちは、田中直人です。
2020年テレビ東京『THEカラオケ★バトル』優勝者をはじめ、25年間で1万人以上のボイストレーニング(ボイトレ)をしてきました。
今回『ATOボーカルスクール』25周年を記念して、プロボイストレーナーの私のキャリアの集大成として、ボイストレーニング(ボイトレ)の全知識をまとめました。
「声の全ての悩みを解決したい」、「歌が上手くなりたい」、「ボイストレーニングをとことん究めたい」全ての人へ、本当に必要な情報を提供させて頂きます。
是非ボイストレーニング(ボイトレ)のバイブルとして、末永くご活用ください。
今回のタイトルは、【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツ【平均点高い曲を狙え】
です。
まずは私が開発した、最先端の無料ボイトレアプリ『毎日ボイトレ』をダウンロードしつつ、こちらの記事を読み進めてください。
カラオケ90点出し方とコツを知りたい
曲の選び方やキーの決め方を知りたい
正しいメロディとロングトーン&ビブラート、表現力の上げ方を知りたい
1.選曲
【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、選曲が重要です。
なぜなら、カラオケ高得点を獲得するためには、一人一人、自分にあった選曲が必要だからです。
まずは「歌うま」と言われリスペクトされる、カラオケ90点を目指しましょう。
なぜなら、カラオケ90点は出し方とコツを学べば、誰でも獲得できるからです。
カラオケ90点の出し方には、5つのステップがあります。
- 選曲
- キー
- メロディ
- ロングトーン&ビブラート
- 表現力(抑揚・装飾)
順番に解説していきます。
選曲
選曲と聴いて難しく考える必要はありません。
まずは自分の歌える曲を片っ端から歌っていきましょう。
機種にもよりますが、ログインすると自分の点数が、記録に残る場合は、その形で点数リストを作ります。
もし残らない場合は、手書きやスマホのメモ、エクセル等を使って、自分の点数を管理します。
この時に、可能であれば、平均点高い曲が得点も出やすいので、全国平均も必ずリストに記載するようにしてください。
このリストの中で、高得点順に10曲選びます。
その中から平均点高い曲をチェックし5曲に絞ります。
この5曲をどんどん歌っていきましょう。
同じ歌をうたっていると、身体の筋肉も覚えて、音程やリズムの反応がだんだん良くなっていきます。
あまり何も考えないでも、勝手に歌ってくれる状態になっていきます。
そして同じ曲に飽きてきたら、他の曲も歌って、点数リストの曲を増やしていきます。
意外な曲が、高得点ベスト10に入ってくる場合も多いので、
5曲に飽きたら、まだ採点していない曲や、もう少しでベスト10に入りそうな曲をどんどん歌いましょう。
10曲も歌える曲がない、という意見もあると思います。その通りなので、その場合は1曲でも、3曲でも良いです。歌える曲から採点をはじめましょう。
カラオケ高得点を獲得するためには、一人一人、自分にあった選曲が必要なので、【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、選曲が重要です。
2.キー
【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、キーが重要です。
なぜなら、カラオケ高得点では、音程が最重要で、その音程をしっかりと歌うために、自分のキーで歌うことが、やはり最重要だからです。
カラオケ高得点で最重要なのはやはり音程です。
機械で採点するという制約の中で、音程が正しいかどうかが、歌うまの前提となっています。
他の細かいことよりも、最優先するべきは音程です。
そして、この音程が最も重要と考えた場合に、最も大切なことが、キー設定になります。
自分が楽に歌えるキーで歌いましょう。
少しでも苦しくなるようでは、音程は安定しません。
常に楽に、余裕で歌いやすいキーに設定しましょう。
歌唱後の、カラオケ採点画面をしっかり見て、自分がそのキーであっているのか確認しましょう。
高音が出ていない場合は、キーを下げましょう。
低音が出ていない場合は、キーを上げましょう。
アーティストと同じオリジナルキーで歌う必要は全くなく、
むしろ自分のキーで歌うことに誇りを持ちましょう。
カラオケ90点以上をたくさん取っている人ほど、自分のキーを覚えて歌っています。
逆に得点が上がらない人ほど、アーティストのオリジナルキーにこだわっている傾向があります。
他人のキーで歌いにくいのに無理やり出す必要はありません。
自分のキーを設定して、一番歌いやすい状況で、カラオケ採点を楽しみましょう。
低音も高音もきついという意見もあると思います。その通りなので、その場合は、出来るだけ音域の狭い曲を選びましょう。1オクターブ上や、1オクターブ下で歌う等、工夫して、一番楽に歌えるキーを決めましょう。
カラオケ高得点では、音程が最重要で、その音程をしっかりと歌うために、自分のキーで歌うことが、やはり最重要なので、【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、キーが重要です。
3.メロディ
【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、メロディを完璧に覚えることが重要です。
なぜなら、正しいメロディを把握せずに歌う事で、点数が上がらない人が多いからです。
カラオケに行くといつも思うのが、メロディを完璧に覚えている人は、とても少ないということです。
音楽を楽しむためにカラオケをやるので、基本的にはそれはそれでありと思います。
しかし、カラオケ採点で90点以上出すためには、メロディを完璧に覚える必要があります。
メロディを覚えられない理由
歌手本人の歌をあまり聴いたことがなく、カラオケで歌っている人の歌を聴いて、その曲を覚えてしまった。
カラオケを歌う方は、自分の好きなように歌うので、正しいメロディでない可能性は高いです。
一番と二番で、伴奏が同じでも、メロディが変わる曲。
言葉やニュアンスをより伝えようと、一番と二番でメロディが変化する曲があります。
この変化についていけず、正しいメロディを覚えていない場合も多いです。
正しいメロディを覚えるやり方とコツ
カラオケ以外の場所では、オリジナル音源をたくさん聴いて一緒に歌う。
カラオケのある場所では、音程バーを見ながら、ガイドメロ・ガイドボーカルを聴いて、正しいメロディを再現できるように覚えます。(ガイドボーカルは音程バーとずれている場合があります。その場合は音程バーを優先させてください)
いつも同じところで間違える、という意見もあると思います。その通りなので、その場合は音程バーを見ながら、ガイドメロやガイドボーカルを最大にし、巻き戻しながら、音が合うまでその部分を繰り返し、練習しましょう。
正しいメロディを把握せずに歌う事で、点数が上がらない人が多いので、【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、メロディを完璧に覚えることが重要です。
4.ロングトーン&ビブラート
【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、ロングトーン&ビブラートが重要です。
なぜなら、ロングトーンとビブラートは、カラオケ高得点を獲得するための、ピンチでもあり、チャンスでもあるからです。
ロングトーン得意でしょうか?
ビブラートは苦手でしょうか?
曲の終わりの長いフレーズが来た時、どんな気持ちで迎えますでしょうか。
「やったー」と喜ぶのか、「キャー」と怖がるのか。
「やったー」と喜んで、得意なロングトーンや、ビブラートを披露できるように練習しましょう。
つまり、ロングトーン&ビブラートは、ピンチでもありますが、チャンスでもあります。
ここで、点数の差が、ガクッと広がります。
歌声は、歌いはじめのアタックを重要視する人は多いですが、プロは歌の語尾を重要視します。
歌声の語尾をキレイに歌えるようになることで、本当に歌うまになれます。
細かいリズムを様々な音程で歌うよりも、同じ音をただゆっくり伸ばすだけのビブラートは、簡単でチャンスだと思ってのぞみましょう。
気持ち良くロングトーン&ビブラート出来れば、点数はどんどん上がっていきます。
ビブラートが出来ないという意見もあると思います。その通りなので、こちらの記事をご覧頂き、じっくりとビブラートをマスターしましょう。
ロングトーンとビブラートは、カラオケ高得点を獲得するための、チャンスでもあり、ピンチでもあるので、【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、ロングトーン&ビブラートが重要です。
5.表現力(抑揚・装飾)
【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、表現力(抑揚・装飾)が重要です。
なぜなら、歌うまの基準である90点を出すためには、音程とリズムだけではなく、表現力が求められるからです。
音程とリズムが完璧であれば、人に感動を与えられるでしょうか。
歌うまになれるでしょうか。
それだけですと、機械で作った単なる音になってしまいます。
これを音楽にするため、歌うまになるためには、表現力が必要です。
カラオケ高得点に必要な表現力は2つです。
カラオケ高得点に必要な表現力:①抑揚
抑揚とはここでは声の大きさを言います。
小さい声から大きな声まで、曲の展開や、言葉を伝えるために、抑揚があるかを採点します。
基本的に歌は、Aメロからサビに向かって、大きくなっていきます。
ただ大きくなるだけであれば、伝わらない歌になるので、
言葉が伝わるよう、一つ一つの言葉にも抑揚があります。
一つ一つの言葉の抑揚と、曲全体の抑揚があって、人を感動させる歌が歌えるようになります。
カラオケ高得点に必要な表現力:②装飾
カラオケ高得点獲得のためには、様々なメロディの装飾が必要です。
ただまっすぐ歌うだけではなく、やはり言葉を伝えるため、自分の心にあわせて、しっかりと表現するために、下記のような装飾が必要です。
じっくりと表現していきましょう。
- しゃくり:ある音程を出す前に低い音程を出してから本来の音程に戻すこと
- こぶし:音を上下に一瞬だけ震わせること
- フォール:本来の音程から低い音程に向かって滑らかにずり下げること
- アクセント:はじめの音や強い音を発声するときに音が一瞬大きくなること
- ハンマリング:音程が半~全音上がるレガートを表現すること
- エッジボイス:声帯を閉じて発声した時に出る声のこと
- ヒーカップ:しゃっくりするように語尾をしゃくりあげること
- ビブラート:ロングトーン時に音を周期的に揺らすこと
音程とリズムで精一杯、という意見もあると思います。その通りなので、まずは音程とリズムを完璧にしましょう。歌詞があり、言葉があるので、表現力を意識しなくても、勝手に表現力がつくことは多いです。メロディもリズムも動きがあるので、素直にそれにあわせて歌うことによって、表現力がつくことも多いです。まずは、メロディとリズムを大切に、余裕が出ているときに、表現力を考えるようにしていきましょう。
歌うまの基準である90点を出すためには、音程とリズムだけではなく、表現力が求められるので、【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツは、表現力(抑揚・装飾)が重要です。
まとめ
カラオケ90点出し方とコツがわかった
曲の選び方やキーの決め方がわかった
正しいメロディとロングトーン&ビブラート、表現力の上げ方がわかった
ここまでお読み頂きありがとうございます。是非とも一度無料体験レッスンで、専門家による、プロのボイストレーニングを受けてみてください。【歌うまの基準】カラオケ90点出し方とコツ【平均点高い曲を狙え】をじっくりと、お教えいたします。
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