今回はビブラートの練習に最適な厳選10曲を発表します。
ビブラートを学ぶのに一番最適なのは「洋楽」です。
その中でもジャンルはR&Bを参考にして欲しいです。
なぜならば、邦楽は基本、洋楽を参考に作られている場合が多いからです。
本気でビブラートを上達させたいなら本家本元の洋楽的なビブラートをマスターしましょう。
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- ビブラートを上達させたい
- ビブラートの練習に最適な曲が知りたい
- 本気でビブラートを習得したい
この記事はたーなー先生のマネージャーが担当致します。
1.ビブラートマスターになるための心得
ただとにかく聴いて歌って、聴いて歌って。それを繰り返し行なっている。それも最高です。
しかし、もっと様々なことを意識しながら練習したらどうなるでしょう。
もっとかっこよく歌えるようになると思いませんか?
まず、ポイントは以下です。
- スタンダードビブラートの音の揺らぎが一番美しい
- 曲をよく聴き込んで繊細な音も嗅ぎ分けるクセをつけ、耳を鍛えよう
- 全身脱力、リラックスしよう
- ついでにフェイクもマスターしよう
スタンダードビブラートの音の揺らぎが一番美しい
ビブラートは大きく分けて3種類あるとこちらの記事で紹介しました。
- スタンダードビブラート
- 揺れが大きいビブラート
- 全体が震えている細かいビブラート
その中で、最も汎用性があるのが「スタンダードビブラート」です。
スタンダードビブラートは一番、聴き心地がよく、揺れも均等で美しいです。
スタンダードビブラートをマスターできれば、全体震えているような細かいビブラートや、演歌で特に使われている揺れが大きいビブラートなどもできるようになると思います。
まずは、「スタンダードビブラート」を覚えるようにしましょう。
曲をよく聴き込んで繊細な音も嗅ぎ分けるクセをつけ、耳を鍛えよう
ビブラートが上手くなるには様々な音楽をたくさん聴いて自分の耳を研ぎ澄ます訓練が必要だと思います。
それが、今回のテーマでもありますが、そのいろんな音楽を聴いて耳を研ぎ澄ますことによって、ビブラートだけでなく、フェイクや、あなたの音楽性自体を充実させることができると思います。
気に入った一曲、そして気に入ったアーティスト数名だけを聴いていることも良いことですが、歌うまになりたい。ビブラートが上手くなりたい。そんな場合は、広く浅くでいいんです。様々な音楽に触れる機会を持ちましょう。
全身脱力、リラックスしよう
これも全ての歌を歌うということに該当します。
全身がリラックスしている状態になって、初めてあなたの本当の歌声にが出るようになります。
緊張状態だと実力が全く出ません。
ボイトレやストレッチ、歌うことになれることでリラックスした状態を作れるようになりましょう。
ついでにフェイクもマスターしよう
今日紹介するビブラートの練習に最適な曲を聴くときに、ビブラートだけでなくついでにフェイクにも注目して聴いてみましょう。
プロアーティストは各々個性があります。
色々な歌い方に注目しながら聴いて、できそうなことから実践し、自分のものにしましょう。
2.ビブラートの練習に最適な曲ベスト10【洋楽編】
冒頭でも書いた通り、ビブラートを学ぶのに一番最適なのは「洋楽」です。
なぜならば、邦楽は基本、洋楽を参考に作られている場合が多いからです。
英語が少し大変かもですが、本気でビブラートを上達させたいなら本家本元の洋楽を聴いて様々な洋楽的なビブラートを知ることから始めましょう。
10.Lady Gaga – Yoü And I (Official Music Video)
レディーガガは奇抜なファッションから、あまり音楽性のお話をする方は少ないですが、優れた歌唱力を持つアーティストでもあります。
比較的ゆったりとした曲調なので覚えやすいかと思います。英語で歌えなくてと鼻歌などで一緒に歌ってみましょう。
9.The Greatest Showman – Never Enough (Vídeo con letra)
時々生徒さんの中でも歌っている方もいる、意外と知られている劇中歌です。
ロングトーンビブラートが美しく聞こえるので参考になると思います。
8.Les Misérables | I Dreamed a Dream
日本でも「夢やぶれて」というタイトルで歌われている曲です。
個人的に、なんて悲しくてきれいな歌だろうと感情を激しく揺さぶられた経験があります。
映画でアンハサウェイが歌ったこのバージョンが個人的に好みです。
素晴らしい揺らぎのビブラートを披露されています。
7.Boyz II Men – On Bended Knee
素晴らしいR&Bグループです。
フェイクもえげつないくらいかっこいいですが、ビブラートももちろん素晴らしいです。
ぜひ他の曲も聴いてみて下さい。
案外覚えやすい曲多いかもです。
6.Bruno Mars – Just The Way You Are (Official Music Video)
ブログでもたびたび紹介しているブルーノマーズです。
この方も周知のように歌唱テクニックが神業なんですけど、もちろんビブラートも心地よいです。
ライブバージョンも圧巻です。
ロングトーンも多いのでよく参考に聴いてみましょう。
5.Stevie Wonder – I Just Called To Say I Love You
R&Bの神様、スティービーワンダーです。
いうまでもなく素晴らしいですね。
一度は必ず聴いたことがありそうな曲が多いので覚えやすいです。
4.Michael Jackson – You Are Not Alone (Official Video)
言わずと知れたキング・オブ・ポップです。神様です。
You Are Not Aloneは非常にロマンチックなバラードです。
アップテンポの曲にはない良さがあるので聴いてみましょう。
3.The Carpenters – Yesterday Once More
色々な媒体のバックミュージックに使われがちなカーペンターズです。
楽曲も言わずもがな全て素晴らしいですね。
ゆったりとした曲調のものが多いので英語ですが覚えやすい方だと思います。
ぜひ参考にしてみましょう。
2.Mariah Carey – Emotions
やはりこの方は外せないですね。
ホイッスルボイスで知られる曲ですが、もちろんビブラートもレベル高すぎです。
マライヤキャリーなら『Hero』などもオススメ。
1.Whitney Houston – I Will Always Love You (Official 4K Video)
こちらの記事でもこの曲を取り上げましたが、やはりビブラートといえばこの曲だと思います。
できそうなところを真似る。そんな感じで一緒に口ずさんでみてもいいかもしれません。
本当にロングトーンビブラートが美しいです。
以上、ビブラートの練習に最適な洋楽ベスト10を紹介しました。
洋楽はやっぱり難しい。真似できない。という意見もあると思います。その通りです。
正直、真似をしないと!と自分の首を絞めることはありません。
「BGMとして聴く」「鼻歌で口ずさんでみる」こういうことが大事なんですね。
なんとなく聴いているだけでも、音楽はあなたの体に染み込んで歌えるようになるかもです。ぜひ、聴いてみることから始めてみましょう。
3.ビブラートの練習に最適な曲ベスト10【邦楽編】
真似して覚えたい方向けに、邦楽でもベスト10を作ってみました。
日本のアーティストでも優れた歌唱力、きれいなビブラートができる方はたくさんいます。
洋楽だと歌詞が覚えにくかったと思いますが、邦楽なのでこれならきっと覚えられますよね。
ぜひたくさんきいて覚えてみましょう。
SIRUP – LOOP (Official Music Video)
こちらの記事でも紹介したSIRUPさんです。
フェイクはもちろんビブラートも心地よいのでぜひ聴いてみましょう。
加藤ミリヤ 『Last Love』
加藤ミリヤさんは比較的悲しみの表現のアプローチに優れています。
こちらも結構悲しい曲なのですが、ビブラートも悲しみ表現が含まれていて、感情移入しちゃいます。すごいの一言です。
さかいゆう / 薔薇とローズ (Short Ver.)
ソフトできれいな抑揚のビブラートです。
プロのボイストレーナーにも評価させるような優れた歌唱力をお持ちです。
ぜひ聴いて覚えてみましょう。
秦 基博 – 「鱗(うろこ)」 Music Video
秦さんはパーフェクト。優れたアーティストです。
本当にビブラートがきれいで耳心地よく、素晴らしいです。
こんなビブラートで歌えるようになりたいですね。
藤井 風(Fujii Kaze) – “帰ろう”(Kaerou) Official Video
藤井風さんも優れたアーティストです。本当になんでも歌えちゃう素晴らしい方です。
ロングトーンのビブラートが心地よいです。
あまり重ためなビブラートをかけず、ふわっとウィスパーに近い?そのくらいエアリーなビブラートが特徴的です。
クリス・ハート – I LOVE YOU
高音の伸びが気持ち良すぎますね。
ポーンときれいに通った高音のビブラートが素晴らしいです。
小柳ゆき「remain~心の鍵」(@Billboard Live OSAKA)
日本を代表するディーバですね。
結構、重ため、パワー系の歌が多いですが、心の鍵はしっとりと柔らかめなバラードなので個人的にオススメです。
ビブラートもはっきりしていて聞き応えあります。
Crystal Kay 恋におちたら (PV)
2000年代前半を代表する名曲です。
高音ですが、比較的歌いやすいかもです。
アンジェラ・アキ 『手紙~拝啓 十五の君へ~』
有名なこの曲ですが、やはり素晴らしいですね。
アンジェラアキさんのロングトーン、ビブラートは本当にきれいです。
お手本に相応しい一曲です。
玉置浩二 『しあわせのランプ』(HD)
日本のプロ歌手の神様とも言うべきお方です。
もう本当に多種多様の歌い方、顔を持ってられますが、この曲では重たくない柔らかくて、包み込むようなビブラートを披露されています。
圧巻です。
以上、ビブラートの練習に最適な邦楽ベスト10を紹介しました。
キーが高くて歌えないなどの意見もあると思います。その通りです。
聴いて、気に入って、歌ってみてどうしても音程の問題で歌いにくければ、キーを下げてみましょう。
まずは、紹介した曲を聴いてみましょう。
聴いて耳を慣らすことも大切です。
まとめ
今回は、『ビブラートの練習に最適な洋楽ベスト10』『ビブラートの練習に最適な邦楽ベスト10』として、様々なジャンルの歌手の曲を紹介しました。
とにかく、このようにいろいなジャンルを聞くことがオススメです。
きっとビブラートが上手くなりたい、歌うまになりたい、そう思っている方の引き出しを増やしてくれると思います。
ビブラートを総合的に知りたい方にはこちらでまとめを紹介しております。
少しでもこちらの記事がお役に立てると嬉しいです。
本日もブログをお読みいただきありがとうございました。
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