こんにちは、田中直人です。
2020年テレビ東京『THEカラオケ★バトル』優勝者をはじめ、25年間で1万人以上のボイストレーニング(ボイトレ)をしてきました。
今回『ATOボーカルスクール』25周年を記念して、プロボイストレーナーの私のキャリアの集大成として、ボイストレーニング(ボイトレ)の全知識をまとめました。
「声の全ての悩みを解決したい」、「歌が上手くなりたい」、「ボイストレーニングをとことん究めたい」全ての人へ、本当に必要な情報を提供させて頂きます。
是非ボイストレーニング(ボイトレ)のバイブルとして、末永くご活用ください。
今回のタイトルは、【自分の声を聞く方法】歌声を録音すれば歌もカラオケもすぐに上達!です。
歌 録音 カラオケ録音が、歌うまの最短距離です!
まずは私が開発した、最先端の無料ボイトレアプリ『毎日ボイトレ』をダウンロードしつつ、こちらの記事を読み進めてください。
- 自分の声を聞く方法を知りたい
- 歌声を録音すれば歌もカラオケもすぐに上達を知りたい
- レコーディング機材を知りたい
1.レコーディング
歌声を録音すれば、歌もカラオケも、すぐに上達します。
今回は、自分の声を聞く方法として、レコーディングを解説します。
なぜなら、レコーディングは、ポイントを知って行うことが重要だからです。
まずは、レコーディングに必要な機材です。
スマホ。
以上です。
スマホがあれば十分です。
後程、しっかりと録音を行いたい場合のセットもお知らせします。
レコーディングするときのポイントをお知らせします。
レコーディングポイント
1.カラオケの音量は小さめにする
歌よりカラオケを大きくしてしまう人がいます。
スマホですと、音質が良くないので、カラオケよりも、歌を大きめにしましょう。
その比率は歌6:カラオケ4よりも、歌が大きいくらいがオススメです。
通常のレコーディングでは、様々なエフェクターを駆使して、歌を音量だけでなく、歌の存在を前に、立体的に聴こえるようにしています。
スマホではそれは難しいので、カラオケの音量を下げて、歌を大きめに録音しましょう。
2.歌はマイクのようにスマホをもって大きめ
こちらもスマホならではの歌録音方法です。
先ほどお話したように、レコーディングでは本来、歌を立体的に前にします。
歌がメロディ、カラオケが伴奏なので、メロディをしっかりと聴いてもらうことが重要です。
そのために、レコーディングでは、音量や音圧だけではない、テクニックでエンジニアさんが、歌を前に立体的に出します。
この作業をスマホで自ら行うためには、マイクのように持って、スマホのマイク部分に対して、しっかりと歌を入力していくことが大事です。
そこら辺に置いて歌うよりも、歌が立体的に聴こえてきます。
ブレスが良い具合にレコーディングされます。
自分のジャンルや声質にあわせて、距離や方向は試行錯誤してください。
スマホをマイクと捉えて、良いレコーディングを心がけましょう。
3.エコー設定があれば0で
スマホアプリによっては、エコーの設定がある場合があります。
またカラオケボックスや、マイクのアプリでもエコー機能や、リバーブ機能がある場合があります。
これに関しては、声をサウンドとして、ダイレクトにとりたいので、0にしましょう。
基本的にエコーが強いと、音程がとりにくくなります。
エコーは、音程があっていなくても、上手く聴こえるようにするためのエフェクターなので、歌っているときにこれがあると、本人の音程が悪くなるのです。
また自分の声を正確に把握することが出来なくなります。
そのような理由でエコー設定は0にしましょう。
まとめますと
- 歌のディテールをしっかりと聴きとりたいので、カラオケ音量は小さめ
- 歌声はマイクのようにスマホを持つことで、細かなニュアンスやブレスまで入るように大きめ
- エコー設定はサウンドがぼやけてしまうため0に設定
もっと良い音質でとりたい。
それぞれ10万円以下の機材でという場合のおすすめ機材も紹介しておきます。
それぞれ10万円以内でおすすめ機材
コンデンサーマイク
1.NEUMANN ( ノイマン ) TLM102 NICKEL コンデンサーマイク
2.AKG ( アーカーゲー ) C414 XLII コンデンサーマイク
10万円以下のコンデンサーマイクでは、この2択になると思います。
音質や音色を聴いて、自分にあった方を選びましょう。
ダイナミックマイク
SHURE ( シュアー ) BETA58A ダイナミック マイクロフォン
TELEFUNKEN ( テレフンケン )M80
SENNHEISER ( ゼンハイザー ) E945 ボーカル用 超単一指向性
コンデンサーマイクじゃなくて、ダイナミックマイクが良いという方は、こちらを選びましょう。
値段も手ごろです。
ヘッドホン
SONY ( ソニー ) / MDR-M1ST ハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホン
SONY ( ソニー ) MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
これも音を聴いて、自分にしっくりくる方を選びましょう。②はどこのレコーディングスタジオでも標準装備のヘッドホンで、①はそのさらに進化系です。
マイクケーブル
CANARE ( カナレ ) EC05B(XX) BLACK マイクケーブル 5m 2112 (マイク用)
コストやバランス的にこれ一択で良いと思います。
マイクスタンド
K&M ( ケーアンドエム )21020(ST210/2) ブームマイクスタンド
こちらもコストとバランスでこちらで良いと思います。
電源
TASCAM ( タスカム ) AV-P250 パワーディストリビューター
BELDEN ( ベルデン ) PS1650MK2 電源タップ 52m
自分の歌を録音する環境にあわせて購入しましょう。
これ以外に必要なのが、
- PCやタブレット、スマホとレコーディングソフト(アプリ)
- オーディオインターフェース
です。
これに関しては、今自分が持っているPCやタブレット、スマホに接続できるものを探して、設定しましょう。
これから買うという事であれば、mac miniとlogic、SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) SSL2+ USBがオススメです。
色々機材のことも勉強しながら、良い音質を追及していきましょう。
お金がないという意見もありますが、まずはスマホで十分です。無理に機材をそろえる必要はありません。お金に余裕が出来たときには、一つ一つしっかりと音を聴きながら、選んでいければと思います。良い歌い手になるためには、常に耳も鍛えていきましょう。
レコーディングは、ポイントを知って行うことが重要なので、歌声を録音すれば、歌もカラオケも、すぐに上達します。今回は、自分の声を聞く方法として、レコーディングを解説します。
2.リスニング
歌声を録音すれば、歌もカラオケも、すぐに上達します。
今回は、自分の声を聞く方法として、リスニングを解説します。
なぜなら、リスニングは、ポイントを知って行うことが重要だからです。
音楽を聴くことは、誰でも出来ることです。
しかし、良いリスニングをするためには、良い音楽をたくさん知ることが必要です。
クラシック、ジャズ、ロック、R&Bやヒップホップ、ハウスやテクノ、ポップス等、出来るだけ様々なジャンルの様々な良い音楽に触れることが重要です。
また、生の音楽を聴くことも重要です。
たくさんの良い音楽に触れて、しっかりとリスニング出来るよう、耳を鍛えていきましょう。
リスニングポイント
1.音程がしっかりとれているか
基本中の基本です。
音程が良くない音楽は、なかなか音を楽しむまで行きつきません。
音程がしっかりとれている音楽は、聴いててとても心地が良いものです。
歌は、音楽で最も大切なメロディを歌うので、音程はとても重要です。
しっかりとリスニング出来るようになりましょう。
2.リズムを心地よく感じるか
音程の次に重要なのは、リズムです。
音楽は時間芸術なので、
音楽=時間芸術
時間=リズムです。
やはり最も大事な音楽の要素の一つです。
メロディにもリズムがあり、言葉にもリズムがあります。
リズムが心地よいと、本当に音を楽しむことが出来ます。
リスニングを通して、リズム感をどんどん鍛えていきましょう。
3.言葉のニュアンスが適切か
歌で最も重要なことは、言葉を伝えることです。
言葉を届けるために、人は歌いはじめました。
曲名に作家の名前を書くときは、いつも作詞が先です。
作曲よりも作詞が先という事は、それだけ歌にとって、言葉が重要であるという事です。
音楽を聴きながら、しっかりと言葉が伝わってくるか。
何を言っているか理解出来るだけではなく、表現として、しっかりと言葉のニュアンスが適切か。
とても重要なリスニングになります。
これ以外にも、声の音色や、声量、抑揚等、音楽として、自然に楽しめるものにしていく必要があります。
やはり、自分の中にたくさん素晴らしい音楽を蓄えていきましょう。
そしてセンスを磨いて、自分の歌声を素敵なものにしていきましょう。
耳を鍛えてリスニング力をつけることは、良い歌をうたえるようになるための、最も近道の一つです。
楽しんで努力していきましょう。
音楽をあまり知らないという意見もありますが、まずはYouTubeや、ネットを検索して、様々なジャンルを知り、それぞれの名曲や名演を聴きましょう。自分のあまり聴いたことがないジャンルや、知らなかったアーティストを知ることで、音楽の世界が広がっていきます。好きな音楽も年齢と共に、どんどん変わっていくので、自分の歌の聴き方や、自分の歌も変わっていきます。経験を通して、どんどん良い歌がうたえるように、良い生き方をしていきましょう。
リスニングは、ポイントを知って行うことが重要なので、歌声を録音すれば、歌もカラオケも、すぐに上達します。今回は、自分の声を聞く方法として、リスニングを解説します。
まとめ
- 自分の声を聞く方法がわかった
- 歌声を録音すれば歌もカラオケもすぐに上達がわかった
- レコーディング機材がわかった
ここまでお読み頂きありがとうございます。
是非とも一度無料体験レッスンで、専門家による、プロのボイストレーニングを受けてみてください。
【自分の声を聞く方法】歌声を録音すれば歌もカラオケもすぐに上達!をじっくりと、お教えいたします。