末の国民的行事ともいえる
NHKの「紅白歌合戦」
女性歌手による紅組、
男性歌手による白組、
その総合得点の勝負!
というコンセプトで、
毎年大みそかに放送されています。
この記事を読んでいるあなたが、
今年の紅白歌合戦を見るかはわかりません。
が、視聴率40%台を叩き出す
モンスター番組ですから、
かなりのボーカリストが見ていると推測できます。
そして、どうせ見るならば、
見るだけで歌が上達するような方法があったら
とってもいいと思いませんか?
実は、そんな都合のよい方法があるのです。
答えから言ってしまうと、
【バックバンドの演奏に意識を向ける!】
これが、紅白歌合戦を見るだけで、
歌が上達してしまうコツです。
紅白歌合戦で演奏しているバックバンドのメンバーは
日本を代表するような凄腕ばかり。
もちろん、バンド枠で出ているアーティストの場合は、
バンドメンバーのプレイが主になるので、
そのサウンド全体によく耳を凝らしてみて下さい。
紅白歌合戦は、基本的に歌手がメインになる番組。
なので、もちろん歌手に注目してOKです。
むしろそれが自然。
でも、もしあなた自身が歌手ならば、
そういった普通の視聴の仕方ではもったいない!
せっかくですから、
自分がNHKホールに立っているような気持ちで、
臨場感をもって番組を視聴すると、
ただ見ているのとは比べ物にならない
経験を積むことができます。
そして、その具体的な方法が、
【バックバンドに意識を向ける!】
なのです。
特に、ベースの音に敏感になると、
歌手としての基本能力が上がります。
なぜなら、ピッチ(音程)が良くなるから!
実は、音程がいい歌手はみんな
ベースラインが聞こえています。
さらに言うと、リズム感も良くなります!
ベースラインが聞こえるようになり、
しかもそれを聴きながら、
歌が歌えるようになると、
リズムがはっきり意識できるようになるからです。
もちろん、ベースだけではなく、
豪華なストリングスや派手なドラムパターンなど、
全体を聴き取れれば、よりベターです。
こんな意識で「紅白歌合戦」を視聴すると、
きっと、歌手として得るものがあると思いますので、
是非試してみて下さい!