「ビブラートの出し方の基本練習について」

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歌を歌うならば、憧れであり、

避けて通れないテクニック

 

「ビブラート」

 

ビブラートってそもそも何?

 

と言う方に簡単に解説しておくと、

【声を揺らして感情を表現するテクニック】

です。

 

プロの歌手の歌を聴いてみると、

ほぼ100%の確率で、

音符が伸びたロングトーンのところや、

歌詞の終り際に少し声を揺らしているのが

聞きとれるかと思います。

 

これがいわゆる「ビブラート」なのですが、

実はビブラートと一口に言っても、

色々なタイプがあります。

 

細かい「チリメンビブラート」もあれば、

大きい振幅の「ロングビブラート」もあります。

 

また、音程を上に揺らすタイプもあれば、

音程を下に揺らすタイプも、

上下に揺らすタイプもあります。

 

その場その場で、様々な「ビブラート」を

プロの歌手は歌い分けている訳です。

 

が!

 

そういう風に複雑に考えてしまうと、

なかなかビブラートの出し方は掴めないでしょう。

 

下手したら、楽しい歌が難しいものに感じられて、

嫌になってしまうかもしれません!

 

そこで、今回は

どんなビブラートの出し方にも対応できる、

基本中の基本練習をお伝えします。

 

その基本練習とは、

 

【ゆっくりリズムで半音ビブラート練習!】

 

実は、ビブラートの出し方で一番大事なポイントは

ビブラートそのものよりもリズムなのです。

 

なので、まずはゆっくりなテンポから、

4分音符で半音の振幅を練習しましょう!

 

音程はあなたが一番出しやすい、

コントロールしやすい高さで構いません。

 

また、【音量は小さくてOK!】

というのも隠れたポイントです。

 

まずは一番出しやすい音程かつ、

コントロールしやすい小さい声で、

4分音符の半音のビブラートの出し方を

掴んでみて下さい。

 

なれてきたら、8分音符にしたり、

音程を変えたり、音量を上げたり、

少しづつコントロールできる範囲を広げていきます。

 

これをやると、

喉が柔軟に使えるようになって、

普通の歌の部分も響きが良くなります。

 

まずはシンプルな所から、

ビブラートの出し方を練習してみて下さい。

 

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