歌が上手いとどうしてもその上を目指したくなるんですよね。
その上って何かと言いますと、プロの歌手ですよ。
自分の好きなことで生活できるって凄いことですが、歌手は多くの方が目指す最難関な職業の一つ。しかしその労苦が報われるほど、プロの歌手は人々に与えられる感動も大きいんですよね。私も心が折れそうになった時は歌を聴き、その声、メロディ、歌詞に元気付けられたことは数知れずです。
歌手になりたいと思う方の多くが、単純に歌が上手いからなりたいのではなく、そのようにご自身も感動をされた経験があったからなのではないでしょうかね。そのような経験を経て、自分も人々を感動させたいと思ったのではないかと。
それ自体はとても素晴らしいことですが、やはり茨の道を歩むことになることは覚悟してくださいね。歌手になるには、実力もそうですが運も関わってきます。時代に恵まれて歌手になれた方もいますし、役者や芸人の方がたまたま歌を唄ったらヒットをしてしまったということもあります。
ただ、そのような運を掴むにも、まずは歌が上手くないと話にならないんですよね。
下手な歌手はどんなに時代にもてはやされてもすぐに淘汰されます。結局残っているのは、本格的な上手さを持った方々ばかり。最終的には本物しか残らないということでしょう。
そうなると、いかに本物になるかが勝負になってきます。歌手デビューをするにしても、歌が下手では箸にも棒にもかかりません。
歌手を目指すと志したのならきちんとした先生の下で指導を受けて、それを継続して頑張るのが王道であり近道なんですよ。
それではどのような指導を受けるのが良いのでしょうか。それはボイストレーニングです。
よくプロの歌手の方も「ボイトレ」なんて呼んでいますが、ボイストレーニングは基礎から応用から維持から全てを網羅する大切なものです。これを疎かにすると、肝心の歌声に伸びが無い、音域が狭い、高音が出ない、声量が無いという事態になってしまいます。
歌手を目指すのならボイストレーニングを、そして歌手になってもボイストレーニングを欠かすことはできないということですね。
千里の道も一歩からです。遠く厳しい道になるかもしれませんが、目指すのなら徹底的に頑張ってほしいと思いますね。
