無理にビブラートを出そうと思って、間違った出し方でビブラートを出している方がいますね。
間違った出し方でもビブラートができているのならいいんじゃない?
と思う方がいますが、確かにカラオケ採点や1人カラオケならそれで十分だと思います。
しかし、人前で歌うとなるとあれっ?と思われてしまうかもしれません。
それにビブラートというのは無理して出そうとするのではなく、なるべく自然にかけるほうがきれいに聴こえます。
今回は間違ったビブラートの出し方をご紹介しますので、もしよかったら試してみましょう。
・体を上下にゆする
間違ったビブラートの出し方に体を上下にゆすって出す方がいます。
あまり見た目もよくないですし、この出し方だと歌声が安定しないのでよくないですね。
もっと楽に出せる方法があります。
それは歌声に弾みをつける出し方です。
声を大きくしたり、小さくしたりというふうに音量を上下させることで簡単にビブラートが出せるようになります。
・音が途切れている
ビブラートを出そうとしても音が途切れてしまっていると良くないですね。
音が途切れる場合は、まずはロングトーンで音を安定させる練習をしてみましょう。
安定したロングトーンが出せるようになったら、その音にビブラートをかけるようにします。
このとき、無理してビブラートをかけようとしないで自然にかかっている状態がベストです。
・声を震わせている
ビブラートを激しく揺らしすぎて、声を震わせるのも間違った出し方ですね。
とても不安定な印象に聴こえてしまいます。
これもロングトーンで安定させるようにしてからビブラートをかけると、きれいなビブラートに聴こえるようになります。
・ビブラートを使いすぎている
ビブラートをかけると上手く聴こえるからと言って、ビブラートを使いすぎている方がいます。
あまりビブラートを使いすぎると少しうっとうしく感じてしまう場合があります。
ビブラートはワンフレーズの最後にかけるようにしてください。
そのほうがきれいで自然なビブラートになるでしょう。
いかがでしたか?
なるべくきれいで自然なビブラートを心がけてください。