年々カラオケの採点機能がレベルアップしています。一昔前は点数が出るのみで、どういった採点方法かよくわからないものでしたが、最近では音程があっているかどうか、ビブラートやしゃくりなどのテクニックが活かされているかなども目視できるようになり、テレビなどでもよく芸能人がその歌唱力を競っている姿をよく見るようになりました。やはり人前で歌のであれば上手に思ってもらいたいですし、点数というかたちでそれが証明されると自慢にもなる上に盛り上がります。逆に自信のない歌いかただと突っ込まれたり、曲を完走できずに気まずい雰囲気になってしまったりということもよくあるものです。
実は、カラオケ採点で高得点を出すコツというものが存在しています。そして歌が上手いイコール高得点が取れるということでもありません。歌手のかたが高得点を狙った歌いかたをするとき、あくまでもカラオケ用の歌いかたであることを強調します。ステージに立って歌う歌いかたと、カラオケで採点してもらうための歌いは少し違うのです。逆に言うと、採点機器に点数をつけてもらえる声の出しかたさえ身につけることができれば、どなたでも高得点を狙うことができます。
基本はまずマイクを口に対して真っ直ぐ持って音程をきっちりと合わせること、これがシンプルで一番大切です。歌手のかたがアレンジをして少し音程に変化をつけたりズラした歌いかたをしたりしますが、カラオケの採点では逆にマイナスになってしまいます。あくまでも表示される音程バーをよく見てそれにしっかりと合わせることが大切で、それだけで一定の得点以上を出すことができます。それから、メロディーを覚えているつもりで案外正確な音程を把握していないということがよくあります。最初はガイドメロディーを大きめにとって完全に覚えてしまうくらい音程を掴んでおくと、自ずと点数はアップするでしょう。
上手く聞かせるためにあらゆる技術を身に付けたいと思うことは当然ですが、基本的なこともしっかりとこなしていってください。まずは正確な音程を取れること、それからです。でもこれだけでも高得点は狙えますし、プラスして最初は小さめに、盛り上がるサビの部分は大きめに声を出すという簡単なことを意識すれば加点だって付いてしまいます。
