歌というと、ボーカリストのように1人で歌ったり、カラオケで1人ずつ歌うというのが、よくあるイメージだと思います。
しかし、ゴスペルのような合唱では、何十人もの人々が一緒になって歌うので、1人でもリズムがずれてしまうだけでとても目立ちますね。
また、ゴスペルでは、それぞれの音域に合わせてパート別に分かれたり、ときにはリードボーカルのようにパワフルに歌い上げたりと、ゴスペルは他の合唱と比べて自由度が高いのが特徴です。
そんなゴスペルですが、カラオケなどで1人で歌うときみたいなソロとではどのような違いがあるのか、簡単にご説明していきますので、ゴスペルサークルに通ってみたいという方は覚えておくとよいでしょう。
・声量を合わせる
ゴスペルは合唱の特徴を持っているので、何十人、ときには何百人の方と一緒に歌うことになります。
そんなとき、ソロパートで歌うようなリードボーカルならいいかもしれませんが、合唱のとき、声量が他の人と比べて大きすぎる場合は、悪い意味で目立ってしまいますよね。
また、声量が小さすぎるというのも迫力に欠けてしまいます。
ゴスペルでは、一般的な合唱のように、声量を周りの方々に合わせる必要がありますね。
ゴスペルで合唱するときは、声量をコントロールできるというのも重要なポイントです。
声量をコントロールするためには、腹式呼吸などの呼吸方法を学び、吐く息や声帯のコントロールができる必要がありますね。
・パート別に分かれる
合唱というと、その人に合った音域に分かれて、パートごとに分かれてハーモニーを作り出すことが特徴ですね。
ソプラノ、アルト、テノール、バスなど、様々な音域ごとのパートがあります。
一緒に歌ったり、パートごとに分かれて歌うことで、いろいろな曲の表現をすることができます。
ゴスペルでは、ソロパートがあり、リードボーカルのように1人で歌う場面もありますね。
独唱、つまりソロだけのときより、多彩な表現方法が合唱の魅力です。