作りたい曲のテーマを決めて、その世界観に合った詞を考える、それはとても楽しい作業です。無数にある言葉の中から自分の作りたい世界にぴったりのものをチョイスして、きちんと曲に乗るように字数や母音も計算をするのはただ言葉を並べるよりも大変な作業ですが、限られた文字数の中に想像していた世界を表現できたとき、楽器を奏でたり歌を歌うのとはまた別の感動が味わえます。
聴いている人の心に響くような作詞ができるようになるためには、詞の中に聴き手の共感を得ることができるものがなければなりません。登場人物を設定してその人物が遭遇する出来事、シチュエーションなどを考えて一つの物語を作り上げていくのです。
テーマとなるキーワードを作ったり、繰り返したいフレーズなどをいかに曲の中に当てはめていくのか、それが小説を書くよりも制限や決まりごとの多い作詞の難しいところです。メロディーをどう引き立たせるのかや言葉が与えるインパクト、歌手にはどこを強調してどう伝えてもらいたいのかということも考えながら作詞をしていくのはなかなか大変ですので、挑戦をしてみたけれどもあまりに難しくて途中挫折してしまったというかたも珍しくありません。
まずは一曲作詞を完成させる感動を知ってみませんか。
また、作詞経験者のかたも独学で作っていらっしゃるかたが多いでしょうから、より技術をレベルアップさせるために一度作りかたを勉強する機会を持ってみてはいかがでしょう。ATOには新しく開設された作詞1曲完成コースhttps://www.atono.co.jp/sp/writer/があります。
ここでは表現したい言葉の選びかたや曲が作りやすい作詞の仕方、テーマのまとめかたなどの基礎的なことを学べますし、プロの講師に作った曲を添削してもらうことも可能です。レコーディングできるオプションなどもついていますので、ここで作った詞でオリジナル曲を形にすることもできます。
受講期間内に必ず曲を完成させることを目標にしたコースですので、より質の高い作品作りをしたいかただけではなく、作詞に挫折してしまったかたもその楽しさを知るチャンスです。ぜひ検討してみてください。
