そもそもシャンソンとは、フランス語で歌われている曲のことで、日本では歌謡曲のことを指すのが一般的です。
シャンソンを歌ったり、もともとフランス語で歌われていたシャンソンを日本語でカバーしたり、歌謡曲を歌っている歌手をシャンソン歌手と言うようになりました。
特徴としてはアダルトで妖艶な雰囲気で、どこかもの寂しげでもあり、内に秘めた強いパワーを込めて歌われるのが一般的ですね。
他にも明るい曲調で、軽やかに歌い上げるような曲もあり、シャンソンという中でも多種多様な曲があります。
クラシックのような要素もあり、ピアノやヴァイオリンなどの伴奏が多いです。
その後の日本の歌謡曲にも大きな影響を与えているくらい、シャンソンというのは有名なものです。
今でも演歌と同じくらい中高年の人に親しまれていますが、若い人たちも一度は聴いたことがあるような曲があると思います。
日本の有名なシャンソン歌手といえば、美輪明宏さんや越路吹雪さんなどがいますね。
美輪明宏さんは「ヨイトマケの唄」が有名ですね。
もともとシャンソン歌手として活動していて、今でもテレビ番組に数多く出演しており、若い世代の方でもご存知の方がたくさんいると思います。
また、今年の紅白歌合戦にも出演予定されているなど、現役で活動している方ですね。
越路吹雪さんは「日本のシャンソンの女王」と呼ばれるくらい、シャンソン歌手としてとても有名な方です。
元宝塚歌劇団の男役でトップスターとしてご活躍され、その後もシャンソン歌手として、数多くの名曲を歌い上げていていますので、
シャンソン歌手といえば、この方を思い浮かべる中高年の方が多いのではないでしょうか?
たくさんの名曲の中でも、個人的には「ラストダンスは私に」という曲がとても好きですね。
明るく軽やかな曲調で、女性の想いをつづった歌詞を歌い上げる越路吹雪さんはとても素敵です。
もともとドリフターズというアメリカのコーラスグループの楽曲でしたが、越路吹雪さんがカバーしたことにより、日本ではシャンソンの曲としての印象が強いです。
いかがでしたか?
シャンソン歌手について少しでも理解してもらえたのなら幸いです。
上記でご紹介した曲以外にもたくさんの名曲がありますので、気になった方はぜひ調べてみてください。