さて、今回は、ジャズに関しての情報を簡単にではありますが解説してみたいと思います。
あまり、一般の方には馴染みが薄いという感じのジャズですが、実際に大手のCD売り上げランキングにジャズ調の曲がランクインしているというケースがほとんどと言っていいほどありませんよね?
J-POPが圧倒的に多いといった感じでありますが、それも致し方ないのかなと私は感じています。
何故なら、ジャズというのは元々は日本発祥のジャンルではないからであります。
ジャズの始まりというのはアメリカの黒人からスタートしたと言われています。
1回でもジャズ音楽を聴いたことがある方なら最初は違和感を感じる曲調だとわかるはずだと思いますが、非常に独特なリズムと演奏になっています。
ジャズの曲調はダンスもしやすいようにという感じで作られていることも多いため、初めてジャズの音楽を聴く人にとっては馴染めないという声も上がることもあります。
と、いうよりも全体的な特徴として、J-POPのような、
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ
と、いう特徴がはっきりしていないというのも要因であると考えられています。
もちろん、全てのジャズミュージックに当てはまるわけではないのですが、どこで感情を爆発させればいいのか、どの部分が一番盛り上がるのかががイマイチつかめないという方がいるのも事実であります。
J-POPの場合は、サビという明らかに、今までのメロディーとは違う、全てにおいて気持ちを吐き出しているといった感じの盛り上がりの部分がありリスナーはそのサビに合わせて盛り上がっていきますが、ジャズの場合はこの盛り上がりの部分が大変わかりにくいといった特徴もあります。
逆に言うとクールなミュージックとも言うべきなのでしょう。
更に、ジャズにおいて欠かせないのが、スウィングという言葉。
スウィングジャズというジャンルもあるぐらいなのですが、簡単に説明するとジャズ特有のリズムやノリを表現する時に用います。
感覚的には、揺れているといった感じでありましょうか?
これは言葉で説明するのが非常に難しいのですが、例えば、普通にタンタンタンタンとリズムを取るところを、タタタンタタタンとリズムを変えてみたりする手法であります。
元々は上記で説明したように踊れる曲調のジャンルのためリズムに関してもノリを最大限に重視しているといった感じであります。
まずは、試しにジャズというジャンルを聴いてみるのがおすすめだと私は感じます。
ジャズを聴いて、将来はジャズボーカルになりたいと思う若者もいるぐらいですから、日本でも当然、ジャズファンはいます。
近年では、ジャズが浸透してきたこともあり、ジャズボーカルを育成するスクールなども出来てきました。
ぜひ、J-POPにはないジャズ特有のリズムなどを感じてほしいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。