・はじめに
ただ「歌が上手」と言われるよりも、「歌唱力がある」と言われた方が認められた気がします。
歌唱力をつけたいと思っても、プロの様に毎日専門のレッスンすることはできません。
素人でも歌唱力をアップさせる為には、どの様なコツがあるのでしょうか。
・どの歌唱力を選ぶか決めよう
歌唱力と言っても音程だけではなく、色々な定義があります。
歌を歌って人を引きつけたり感動させたりすることができれば、その人は歌唱力があるといわれるのです。
人が歌を聞いて感動するには幾つかのポイントがあります。
自分がどの部分で人を魅了することができるのかを良く理解して、その部分を伸ばしていくことを考えましょう。
・表現力を磨く場合
人が歌を聴いて感動する要素として大きいのが「表現力」です。
表現力を身に付けたければ、演劇や本の読み聞かせをすると良いでしょう。
状況を思い浮かべながら文章を読むことで、自分の頭の中にイメージが湧きます。
言葉の内容を自分で理解することで、歌詞の内容が人に伝わり、感動される様になるのです。
・リズム感を磨く場合
歌で大切なのは、演奏とリズムが合っているということです。
人は一定のリズムをを聞くことで心地よく感じるものです。
歌唱力のある人は、歌詞をリズムに乗せて歌うのが得意な人が多いのです。
演奏を良く聞き、ギターやシンセなどのメロディー楽器ではなく、ドラムやベースの音に合わせて歌う練習をしましょう。
・声量を磨く場合
歌唱力がある人の絶対的な特徴として、声量があることが挙げられます。
どんなに音程がしっかりしていても声が小さいのでは人を感動させることができません。
腹式呼吸をマスターすることである程度声量をアップさせられます。
それ以上パワフルに歌いたいと思ったら、前半の部分を少し控え目に歌ってメリハリをつけるか、ロングトーンの部分でなるべくビブラートを使わず真っ直ぐ伸ばすと良いでしょう。
・おわりに
世の中で歌唱力がある歌手といっても、様々なタイプの人がいます。
ロックバンドのボーカルの場合は「ヘタウマ」と呼ばれ、音程は外れても「この人以外にこんな風に歌える人はいない」と思われればこれも立派な歌唱力となります。
自分なりの歌唱力を身に付けて、自信を持って歌いましょう。
