最近ではカラオケでこの曲を歌う若い人が増えていますよね。
よしだたくろう「落陽」、名曲中の名曲です。野外コンサートでは一番盛り上がる曲だと思います。テレビでもユーチューブでも、かなりの人がこの映像を見ているはずです。
カラオケの定番と言ってもいいでしょう。ランキングもいつも上位を占めています。一年中どこかのカラオケで流れていると言っていいでしょう。
知っていますか。この曲を歌う女性も最近は増えているのです。だからランキングも上がるのかも知れません。可愛らしい「落陽」いいんですよ。許せるんですよ。
カラオケでこの曲が始まると、たいてい大合唱になりますね。ヒット曲ではないのですが、みんなが知っていて好きな曲なのでしょう。
この曲は、最初はたくろうのシングルにもLPにも収録されていませんでした。ライブでしか聞くことが出来なかったのです。だから幻の名曲と呼ばれたこともあります。
初めて録音されたのは「たくろうLIVE73]というLPです。
これが発売になって、家のステレオからこの曲が流れた時は感動しました。高中正義のギターで始まります。このギターのフレーズだけで泣けてくるんです。松任谷正隆のハモンドオルガン、これもいいんですよ。最高のバックバンドで歌うたくろうのカッコ良さ、随分昔の思い出ですが決して古くはありません。だからこの曲のランキングは落ちないのです。
私など曲の詞に涙します。岡本おさみの作品です。残念なことに岡本さんは亡くなられてしまいました。作詞家はいいですね。歌が世に残りますから。
歌の中に登場する、女よりサイコロ好きなあのじいさん。現実としては世間の底辺で生きている人たちを指していると思いますが、あのじいさんの優しさがたまらなく愛しいのです。この曲と歌詞で一本の映画が創れると思います。歌を聞いているとドラマと場面が頭に浮かんで来ますからね。誰か映画化してくれませんかね。カラオケの映像でドラマを創ってくれても嬉しいですね。もっとランキングが上がりますよ。
もう一曲推薦します。松本隆・作詞「外は白い雪の夜」。この曲もいいです。みんなに歌って聞かせてください。最高です。