テレビでもよく見るカラオケの得点対決、たがが機械の採点とは思っても、結構白熱して見てしまうものです。May J.さんのカラオケ対決も話題になりましたよね。カラオケボックスで採点したことがある方も多いでしょうが、高得点を獲得するにはコツがいるんです。
周りからまあまあ歌声を褒められていたのに、いざ試してみたら案外点が伸びず、がっかりしてしまったなんていう経験はありませんか?カラオケ対決のテレビでも、有名な大御所の歌手の方が低得点で気まずい雰囲気になってしまうこともありました。
やっぱり機械だから本当に歌が上手いかどうかなんて見分けられないんじゃ、とも思ってしまいがちです。でも、カラオケの採点で高得点を出す方たちの歌声はやはり素晴らしいものです。
採点機械にはそれぞれの採点基準というものがあり、どうやれば高得点を出せるかを知ってから行えば、高得点に繋がっていきます。そして、カラオケで高得点を取れるようになれば、歌も上達し、自分の歌声に自信も持てるようになって、素晴らしい歌声を手に入れることができるでしょう。
今、一番信頼性のある採点機器は、LIVE DAM精密採点DX-Gですが、「音程」「安定性」「表現力」「リズム」「ビブラート&ロングトーン」という5つの項目で採点しています。その中でも音程が1番重要な位置を占めます。
音程はガイドメロディとのずれで採点されますが、歌っている時に音程バーが出るので、自分がどこでミスをしたかが分かります。歌詞ではなく、音程バーを見ながら歌うと正確に歌えるでしょう。CDなどに収録されているものの音程ではなく、あくまでもカラオケのガイドメロディが基準なので、歌い方に癖の出てしまった歌手の方が音程やリズムを取れずに点を落としてしまう、なんてこともありました。
次に、抑揚をつけることも重要です。始めから終わりまで同じ声量で歌ってしまうことにより、思ったより得点が伸びないことも多いようです。歌う途中でマイクの距離を変化させるように心がけましょう。他にも、こぶしやしゃくりといった歌い方を駆使すると、表現力の項目がぐっとあがります。
ビブラート&ロングトーンという項目も見逃せません。これは習得するのもなかなか難しいテクニックですが、こうしたテクニックを身に着けることで得点の上積みができます。
まずは、自分の弱点や得意分野を知ってから練習できるといいものです。プロの先生に歌を聞いてもらって、声の出し方やテクニックを学んで高得点を出し、満足できる歌声を手に入れたいものですね。