「宝塚歌劇団にみる歌上達の秘訣！？」
宝塚歌劇団を生で見たことはあるでしょうか？
もしくはテレビやビデオなど、
間接的でも構いません。
宝塚の本番のショーを見たことがありますか？
もし見たことがない場合は、
ぜひなんらかの形でチェックしてみてくださいね。
ボーカルを目指す人はもちろん、
エンターテイメントを志す人なら、
一度は見ておいて損のない内容だと思います。
さて、話を戻します。
その宝塚歌劇団のショーを見ると、
明らかに一つ、歌が劇的に上達する
秘訣が見てとれます！
もちろん、細かい秘訣は
いくつも見つけられると思いますが、
どう考えても最大のポイントが
一つ見てとれます。
さて、そのボーカル上達の秘訣とは何でしょうか！？
もったいぶらずに答えから行きましょう！
【役に入りきって歌っている！】
言われてみれば当たり前なのですが、
宝塚歌劇団はミュージカルなので、
なんらかの劇のテーマがあり、
その中のキャラクターという形で
なんらかの役を割り当てられて
それぞれの役者が歌っています。
ミュージカルの特徴
といってもいいと思いますが、
実はこれ自体が歌を劇的に向上させる
最大の要因！
なぜなら、
【歌詞の世界にどっぷりとつかって
イメージから歌を届けやすいから！】
言葉というのは、
本来論理的で、理屈そのものです。
それを組み合わせて、
言葉の間にこぼれ落ちる
微妙な感情を表現しています。
いい歌詞にになればなるほど、
その傾向は高まります。
そうなると、反比例して、
「歌詞は伝わりづらくなります！」
微妙な感情を言葉で詳細に伝えようとすると
その感じがドンドン伝わらなくなるのは
みなさん感じたことがあると思います。
「あなたが好きな理由は
これとこれとこれとこれで、
私にとってはこんなメリットがあるから
ぜひ付き合ってください。」
なんて告白されたら、
大抵アウトですよね？（笑）
そんなクドクド説明するより、
感情を込めて「好きです！付き合ってください！」
の方が、よほど成功確率が高いのは
きっと多くの方にとって理解しやすいかと思います。
（ただしイケメンに限るとかの反論はなしです。笑）
そして、この感情をしっかり言葉に込めて
言葉な裏にある深い思いを
表現するには、やはりその歌詞の世界に
どっぷり浸かる必要が出てきます。
悪い意味ではなくて、
その歌詞の中の登場人物の
役柄を演じる！
というくらいのどっぷり感が必要です。
この状態を宝塚歌劇団の方々は
自然に、かなりハイレベルでこなしています。
派手に踊る必要は必ずしもありませんが、
歌を志す人は、
この視点で宝塚歌劇団をみると
かなり得るものが多いと思います！
ぜひチェックしてみてください。
