「音痴だから、カラオケを心から楽しめない。」「気になるアノ人に歌が下手だと思われたくない。」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
音痴は、遺伝だから直せないと思って諦めてはいませんか?
実は、音痴はきちんとトレーニングをすれば、必ず克服することができるんです。
もう音痴で肩身の狭い思いをしなくてもいいように、音痴を直す方法を紹介します。
まず、音痴な人は、「運動性音痴」と「感覚性音痴」の2種類に分けられます。
運動性音痴は、声を出すための体や呼吸法が出来あがっていない状態です。
正しく音程やリズムを捉えることはできても、発声をすると音にズレが出てしまいます。
運動性音痴の方は、歌うための体を作るために腹式呼吸を学ぶとよいでしょう。
腹式呼吸をマスターすると息の量をコントロールすることができるようになるため、長い音や高音も楽に出せるようになりますし、喉を傷めることなく長時間歌えるようになります。
感覚性音痴の方は、聞いた音を正しい音程で捉えることが苦手です。
まずは、歌うことよりも先に耳の機能を高めるトレーニングをすることが有効です。
ピアノなどを用いて、正しい音程が把握できるようにします。
また、何度も同じ曲を聴いて、頭の中で音程が取れるようにしていきます。
歌詞をつけて歌うことが難しい場合は、ハミングで音程を取りながら、口ずさんでみると良いでしょう。
自分の歌声がどのようなものかを把握するためには、一度録音をして聞いてみることをおすすめします。
自分が思っていた声と違ったり、音程のズレを認識することができます。
これらの方法は、1人で行うことはなかなか難しいです。
本気で音痴を直したいとおもうなら、ボイストレーニングのプロに指導をしてもらうのも一つの手です。
客観的に自分の歌声を聴いてもらうことができ、適切な指導をしてもらうことができます。
プロの発声の方法を目の前で見ることで、上達のスピードも上がるかもしれません。