初心者でも楽しめるゴスペルの歌い方

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映画「天使にラブソングを」で有名になったゴスペルは、キリスト教の黒人霊歌としてはじまったもので、人々は日々の労働の大変さなどを神様を賛美することにより忘れていったり、励まされたりしました。

宗教音楽ではありますが、日本では宗教に関係なく歌っている方が圧倒的に多いです。
でも、ゴスペルの歌詞に共感し、歌い終わった後はスッキリすることが多いです。

ゴスペルの良さは、楽譜が読めなくても歌うことができるところです。
耳から音を聴き取り、歌います。

少し高度な歌は簡単には覚えられないことも多いので、録音する機械を持ちこんで、繰り返し聴きなおすことで覚えることができます。

教室でみんなで歌う時には何回もリピートして練習しますので、初心者でも安心して歌うことができます。
最初は自信がないので声があまり出にくいかもしれませんが、発声の仕方なども学べますので、徐々に慣れていってください。

歌い方としては腹式呼吸で、お腹の底から声を出すことができるので、ストレス解消になります。
通常、ソプラノ・アルト・テノール(人数が多ければバスも)のパートにわかれて歌いますが、この全てのパートが合わさった時のハーモニーの一体感はなんとも言えない心地良さです。

歌うことももちろん楽しいですが、いつも顔を合わすメンバーと交わす会話も楽しいものです。
わたしの場合、練習の後は、食事会と称した飲み会に参加することが多かったです。
また、定期的に行なわれるゴスペルの発表会があるので、それに向けてみんなで練習を積み重ねるのも楽しいです。
みんなで一緒に衣装を考えたり、動きを考えたりも普段は味わえない楽しみです。
発表会は人前でドキドキしたりしますが、日頃の練習の成果を見せる場でもありますし、普段以上にノッて歌えること間違いなしです。

ゴスペルは伝統的な曲から、今はやりの音楽と同じ位ノリノリの曲など幅もあります。
特に、ゴスペル界で有名なのはカーク・フランクリンというミュージシャンです。
わたしは彼の曲を歌っていて、CDを買ったり、ライブに行くまではまってしまいました。

とにかく、堅苦しくなく自由に歌える感じが、ゴスペルの一番の魅力です。
ちょっと自信が無い、という方もぜひ一度お試しください。

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