ゴスペルってなんだ?

一回目画像

(写真:ゴスペルといえばこの方 Aretha Franklin ですね)

 

僕は神奈川県三浦市の出身なのですが、
いまだに地元に帰って友達に自分の職業が「ゴスペルの先生」だという話をすると、

「あー…ゴスペラ○ズやってるの?すごいねー!」

とかなりの確率で言われます、
しかし残念ながら僕はゴス○ラーズさんではありません(笑)

でも別にこれは僕の地元だから起きる特別な現象なのでは決してなく、
多くの他の場所でも同じような質問をよくされます。

つまりゴスペルの認知度ってまだあんまり高くないんですね。

ですので、
「ゴスペル」についての説明をまずしたいと思います。
ゴスペルとは、
「キリスト教の神様を賛美する音楽」のことを指します。
この時点でゴ○ペラーズさんの音楽とは異なりますね(笑)
ちなみに○スペラーズさんは、
『アカペラ』(無伴奏)で演奏されたりする、
素晴らしいヴォーカルグループです。

ゴスペルについて以前はもっと細かい定義の範囲があったのですが、
現在は神様を賛美する音楽はすべて「ゴスペル」と見做されることが多いです。

ですので、
①クラシックの「賛美歌」も、
②日本にゴスペルブームを巻き起こした「天使にラブソングを」の楽曲も、
③歌詞のない楽器だけの演奏も、神様を賛美する気持ちで演奏すれば「ゴスペル」なんです。

 

③については理解しかねる方も沢山いらっしゃるとは思いますが、
例えば日本で1、2を争う有名なゴスペルナンバー「Amazing Grace」を、
歌おうがピアノだけで演奏しようがその曲は「ゴスペル」ということです。
ですので今日の「ゴスペル」とは、
<音楽のジャンル>ではなく<演奏者のスタンス>ともいえると思います。
(もちろんこの定義には諸説ありますが)

長々と書きましたが、
つまりゴスペルとは「神様を賛美する音楽」ということです。
これで皆さんも明日から「ゴスペル」を説明できちゃう「ゴスペル通」ですね!
※ ちなみに「ゴスペル」という言葉自体は本来聖書の中の福音書(イエス・キリ
ストの言行録)のことを指し、
日本でいう音楽のゴスペルは海外では「ゴスペル・ミュージック」と言います。

 

 

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