歌がうまくなりたくてひとりカラオケをする人も珍しくはないのですが、ただ一人で気楽に楽しく歌いたいというだけならまだしも歌がうまくなりたくて練習に来ているなら意識的に時間を使うことが大切です。今回はいくつか練習法をご紹介します。
・リズムを体で刻む
楽器をする人は体のどこかでリズムを刻みます。ただカッコつけてるわけではありません。自分の中でしっかりリズムを感じ、体で刻んでいるのです。歌も同じ、人間の体を使った一つの楽器です。音楽的知識が欠けているとどうリズムをとればいいのかわからないと思いますがはじめは自分でなんとなくで構わないので体を動かしてみましょう。
なんとなくノリが掴めてきたかな、と思ったら次は少し知識は必要ですがドラムのスネアやバスのノリを掴んでみたり、あえて体だけ裏拍のリズムをとるのも練習になります。
・画面を見ないで歌う
これは単純に歌詞を見ないでも歌える、という話ではありません。
カラオケは歌う人が気持よく、わかりやすく楽しめるように画面で歌詞のナビゲートがあります。まずはこれを見ないで歌う事で自分でしっかりリズムを掴もうと意識することに繋がります。
・曲を流さないで歌う
何度も歌って自信がついてきたなら、一度曲をはじめの歌い出しだけ流したらすぐに止め、最後まで歌いきってみましょう。歌い終わった時にキーが多少ズレているくらいは構いませんが歌ってる最中に音を外してしまうのは自分で声のコントロールが出来ていない証拠です。回りのガイドがなくても音程を安定させれるようになればドシッとした自信のある歌声に繋がります。
これは出来ればメトロノームを持ち込んで練習しましょう。他にかなり難しいですが、メトロノームの音の裏を取って歌うという練習法もリズム感が鍛えられます。
・音楽的知識を向上させる
これはカラオケでの練習をより効率よく行えるように、音楽の勉強をしてみましょう。歌は音楽知識なんて必要ない、と思っている人も多いですし実際知識のない歌手の人もいますが知っているとリズムの表とか裏も理解しやすいでしょうし、ハモりなどもどういう仕組かわかり、アドリブ力が鍛えられます。
・録音してみる
単純に自分の歌を出来る限り客観的に聞いてみるということです。カラオケはやはり気持ちよく歌えるように出来ていますので改めて聞いてみると反省点はいくつも見つかるはずです。