私は音痴です。歌が下手です。カラオケの場を白けさせてしまいます。
昔は歌を歌うのはプロの歌手が歌うもの。今は、誰でも歌います。
いい時代とも思いますが、歌が苦手な人にとっては辛い時代ですよね。
会社とか友達の付き合いでカラオケは必要なアイテムになっていると思います。
では、歌が下手で、他人様に聞かせる事が出来ない人もいるのですよ。
どうすると思いますか。カラオケ教室、ボイストレーニング、個人レッスン、いろいろありますが手軽なのがカラオケ教室です。
最近は、カラオケ教室と言ってもいろいろあります。プロを目指して勉強している人もいるのです。そのようなコースもあります。
昔の、なになに教室のイメージとは違います。寺子屋とまでは言いませんが英会話教室と違いがありません。先生が必ず日本人であるということぐらいが違いだと思います。
私は思うのですが、カラオケ教室ではなくてカラオケワークショップとでも改名すれば、随分とイメージが変わると思います。
勉強が大嫌いだった私は、教室という言葉だけで拒否反応を示してしまいます。でも、この感覚を持っている人は多数いると思います。
歌を歌うことは、勉強だとは考えて欲しくないのです。曲を好きになって聞く時に、これは勉強であると考える人はいませんよね。
音楽を好きになる事と歌う事は違います。理想は同じになれば最高です。
私も歌う事と音楽を鑑賞する事に違いがあるのか悩んでしまった人間です。
カラオケというものが大ヒット商品になった時代からです。
誰でも歌を歌う事が出来るようになったのは、素晴らしい事だと思います。必然としてカラオケ教室が出現します。時代は小室哲也が音楽業界を席巻していた時と重なります。
私が言いたいには、音楽は娯楽であり生きる事の助けになるということです。本なんかと似ていると思います。
では、何故勉強が必要になるかというと、あるレベルを超えないと本当の音楽の素晴らしさが分からないのです。その一つの過程としてカラオケ教室があることに反対はしません。むしろ大歓迎です。
音楽を好きになってください。聞くことも歌うことも、どちらも人生を輝かしいものにしてくれます。
勉強すれば、その分野の神髄に近づく事ができます。山を越えることは大変ですが、その先に魅力に溢れた教養と文化と娯楽が待っていると思えば楽しいのではないでしょうか。