私たちは、月に一度集まって、カラオケで楽しみながら歌の練習をしています。
カラオケはとにかく楽しむもの。練習はきついもの。そんな概念は捨ててください。
それと、いつも自分の得意な歌だけを歌っているのはつまりません。みんなでいい歌を発見する楽しさもあるのです。
私たちはそんな集まりです。
今日のカラオケ練習大会のお題は「みんなで大瀧詠一を歌おう」です。
みなさんもご存知だとは思いますが、残念ながら亡くなってしまいました。
でも、彼の歌は自分で歌っている曲はもちろん、楽曲の提供者としても抜群の人気があります。例えば、小林旭「熱き心に」、松田聖子「風立ちぬ」、吉田美奈子「夢で逢えたら」なんかが有名です。みなさんも一度は歌ったことありますよね。
今日は大瀧さんが自分で歌っている曲を選んでみます。かなりカルトな選曲になるとおもいます。
最初は、軽くウォーミングアップのつもりで、リズムの乗りがいい曲を選びました。
さすが大瀧フリークの選曲。「びんぼう」と「あつさのせい」この2曲が選ばれました。ちょっと変則のリズムですから乗るのが難しいです。日本語の使い方も大瀧さんの独特の使い方がありますから、そのあたりに注意すればバツグンに気持ちのいい歌です。みなさん、自分のリズム感でクリアーしました。歌の歌詞に感動した人もいました。
次はスローな曲を練習してみようと思います。選ばれた曲が凄い。なかなかカラオケでは聞けない曲だと思います。「乱れ髪」と「指切り」です。この歌詞は松本隆さん、大御所の詩です。何気ない情景描写と男と女の繊細な気持ちが描かれています。
この曲などは、みんなが少し歌うのに疲れた時に、音量を少し下げて、BGMの感じで歌ってみると雰囲気ががらりと変わります。お勧めの曲です。レパートリーに是非加えてください。
今度は盛り上がりましょう。大瀧さんの盛り上げは凄いですよ。何といってもスペクター・サウンドですから。伴奏で盛り上がります。楽器の演奏の厚みがボックス内に響きわたります。紹介します「恋するカレン」「さらばシベリア鉄道」です。この二曲をカラオケで上手く歌えたら、あなたは、カラオケ大瀧と呼ばれるでしょう。練習してみてください。