歌うことは好きだけど、どうにもカラオケが上手にならない……そんな方いませんか?どうすればカラオケが上達するのか、原因を整理し、解決法を探して行きましょう。
カラオケが苦手な人は、「音程が分からなくて音を外してしまう」「リズムに乗れなくてペースがつかめない」「息が続かない」「高い音や低い音が出ない」などの悩みを抱えています。
手っ取り早くカラオケに慣れるためには、まず、十八番の1曲を作りましょう。昭和の歌謡曲でも結構ですし、流行の曲でもいいです。
あまり半音が使われておらず、高くも低くもなく、音域差は少ないけれどメロディが分かりやすい、そんな曲をセレクトしましょう。歌い始めが自分の声で無理なく出せるちょうどいいものがおすすめです。ラップやシャウトが入っているものは論外です。
カラオケが苦手な方は、単に練習不足の場合が多いです。とは言え、カラオケ上手な人が特別なトレーニングを積んでいるということではありません。歌うための流れは基本的に、気に入った曲を何回も聴くことから始まります。音程を覚えて来たら、歌詞を見ながら口ずさみ始めます。その際、覚え切れておらず音程を外したところは、すぐに戻して自分なりにまったく同じに聴こえるまでやり直しましょう。1曲スムーズに歌えるようになったら、掃除しながらでも入浴しながらでもいいので、アカペラで歌ってみましょう。そこで「あれ?」と思うような部分があったら、覚えていない証拠ですので、車の中などで聴きながら何度も練習しましょう。
カラオケが苦手な方は、そもそも日常的に歌う機会が少ないというケースが多いです。カラオケ上手な人は、隙あらば歌う、くらいの気持ちでいるので、お風呂や車内で熱唱、トイレで鼻歌、など、知らず知らずのうちに練習を積み重ねているのです。覚え切っていない曲を歌おうとしたら、カラオケ上手な人でも音程は外すものですから、とにかく「聴くこと」と「真似すること」が大切です。
十八番の曲が決まっていざカラオケに行くことになったら、まずは歌い出しのキーをしっかり把握しましょう。カラオケは、演奏だけでなく、歌うべきメロディ部分がきちんと流れています。それさえ聴き逃さなければ、大幅に音程がずれるということはありません。また、足踏みでも頷きでもいいので、身体でリズムを取ると歌いやすいですよ。息継ぎをきちんとして、はっきりと歌いましょう。上手に歌うことができれば、達成感があり、スッキリしますので、この1曲!というものを決めて、今日から努力してみませんか?