歌が好きだと人に薦めたくなります。カラオケなら特にです。ヒット曲なら受けるのか? ランキングは気にするのか? あなたの歌う曲にあなたの人格が出るのです!

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あなたは音楽が好きですか? 私は大好きです。音楽がこの世に無かったら生きて行けないと思います。

好きの種類には二種類あります。昔なら、音楽は聞くものでした。今は自分で歌う事も好きの内に入ります。カラオケが出現したからです。1980年代からです。町にはカラオケが設備されていないスナックは閑古鳥でした。スナックからカラオケだけの店が出来ました。これがカラオケブームに火を付けました。

その中心にいた人物が小室哲也だと思います。
音楽業界もカラオケ無しではヒット曲が生れませんから、ランキングを気にするようになります。歌手の皆さんもカラオケを意識して曲作りに工夫を施したのです。
最初は、素人でも歌えるようにキーを下げて、音域を広げない工夫がなされました。
次に、簡単な曲では満足出来ないコアなカラオケファンの為に、歌唱が難しい曲を世に出すようになりました。

音楽業界の策略とカラオケ商売の戦いが始まるのです。

そこで登場したのが、カラオケのランキングです。カラオケ業界のオリコンみたいなものです。
ところが、オリコンはただ音楽が好きで聞く人達のものです。参考にするための資料です。ランキングは何を中心になされたか。それはどの曲が一番素人の人に歌われたかの指標になったのです。
ところが、人の音楽に対する嗜好が多種多様になってくると、単純なランキングでは把握出来ない事態が起こります。

特に、歌う事が目的のカラオケはランキングでの先見に対する対処が難しくなったのです。
個人の歌に対する嗜好を捕える事が難しくなったのです。

みんなのランキング。ある特定の歌手のランキング。この区別が壁になりました。
単純に言えば、その月のカラオケのランキングはヒット曲と同じでも不思議はありません。ところがヒットしてない曲がカラオケのランキングには入ってくるのです。

例えば、尾崎豊の「アイ・ラブ・ユー」なんかは、いつでもランキングしています。
クッリスマスになれば、山下達郎の曲がランキングします。
この、ヒット曲とランキングの違いが理解出来ないと、音楽の事を理解することが難しくなるのです。

カラオケとCDのヒットは微妙に違うのです。
音楽業界のみなさん、頑張ってください。

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