歌を伸びやかに歌い、上達する方法の一つにはひとりカラオケがあります。
最近ではヒトカラとお店も入店を歓迎しているので、一昔前に比べると敷居が低くなりましたね。
では、実際どのようにひとりカラオケを楽しむとよいのでしょうか。
挑戦してほしいのは原曲キーへの挑戦です。
普段はキーを下げて外さないように慎重に歌っていると思います。
ひとりカラオケでは、自分の歌を誰かが聴いているわけではないので、すこし外すくらいの覚悟でチャレンジしてみて欲しいものです。
目的のキーに挑戦するためには、暖かい飲み物を取りながら喉を温めましょう。
そして、三曲ほど喉に負担の少ない持ち歌を唄います。
この時に注意しておくのは、大きく息を吸って声を出すことです。
腹式呼吸への意識ができればベターです。
伸ばすとこはしっかりと伸ばし、息を吐ききるようにしましょう。
この時は、歌のうまさは気にせずに、喉を温めることと腹式呼吸の癖をつけることを意識しておきましょう。
三曲ほど歌うと喉の準備運動はできています。
いよいよ原曲キーで挑戦です。
一音目は気持ち大きく歌いだすとうまく乗れます。
イメージはアーティストを思い描きながらしっかりと声を出します。
なるべく姿勢が良い方が発声学的には好ましいのですが、この時ばかりは唄う姿勢もアーティストをまねてみましょう。
原曲キーで歌う中で最も辛いのは高音部です。アーティストによっては裏声になる人もいます。
ここをうまく乗り切るには、先ほど練習した大きく息を使うことです。
裏声も長い高音部も、大きく息を使うとそれなりに聞こえるものです。
ここさえクリアーできれば、あなたもアーティストのように歌い上げられています。
ひとりカラオケでは、このように周りの目を気にせずに練習ができるので、特に外しやすい高音部の練習には最適なのです。
高音部がクリアーできたら、原曲キーで歌うのはもう怖くありません。
喉を温めることと、大きく息を使うこと。この二点に注意して、ぜひひとりカラオケで原曲キーに挑戦してみて下さい!