この世に様々な習い事や教室はあります。カラオケ教室もその一つです。
カラオケ教室と聞けば、歌の上手い人たちが集まって自慢ののどを披露していると思っている方が多いのではないでしょうか。
もちろんプロ顔負けの方もいますが、中には、まあこれからの「伸び代」に期待しましょうという方もたくさんいます。
だけど、歌のうまい下手を問わず歌っている時はみなさんとても満足げで、聴いている側も幸せな気持ちになります。
やはり大きな声を出すというのはストレス発散になりますし、それに思った以上に体力を使いますから、歌い終わったあとの爽快感たるやすごいものがあります。
カラオケ教室に通うようになってからビールがうまくなったという方もいらっします。
みなさんが選ぶ歌は実に様々で、何故その歌にしたのかという理由を聞いていると、歌に対する思いなどが吐露されて、歌一曲の中に人生が詰まっているなあと感じます。
もちろんカラオケ教室ですから、上達を目指していますので、自分の愛する一曲にかける情熱はかなりのものです。
一回目に歌う時はまず自由に歌います。自由に歌うというのは気持ちがいいものですが、どの部分を工夫すればもっと良くなるのかということを学ぶことで、自分のクセが取れ、スキルが一気に上がります。
初めは自分の歌い方じゃないなあと戸惑っている人も回を重ねることで、他の仲間の反応が変わったり、褒められたりして、気分よくなり、もっと上達したいと思うようになります。
歌が上手い人はさらにうまくなり、伸び代がある人はその伸び代の分だけ良くなっていく、それを仲間たちが見守り、励ますなんで、これはカラオケ教室ならではの感動シーンです。
やはり、歌が好きな人たちですので、歌うだけはなく聴いてもらうことに意味があります。色々な人生があり、暮らしがあり、そして色々な歌がある。仲間の歌を聴くことでさらに自分も上達しようと思える。それを実現できるのがカラオケ教室です。