作詞というと、ある程度自由に書くことができ、これという正解が決まっていないのが魅力でもあり、困ってしまうところでもあります。
小学校のとき、作文を自由に書いてくださいと言われたり、自由研究で何をテーマにしたらいいか迷った方もいると思います。
自由にできると、逆に何をしたらいいかわからなくなるというジレンマに陥りやすいですね。
そこで、どう作詞をしたらいいかわからない方のために、いろいろな作詞のトレーニングの方法をご紹介していきます。
・時間制限内に完成させる
これは、短時間で歌詞を作るトレーニングですね。
作詞家を目指すのであれば、短時間にたくさんの歌詞を書くことも必要です。
ルールとしては、必ず制限時間内に完成させること、必ず1曲分の分量で完成させることですね。
タイマーを5分くらいに設定して、一気に書ききってしまいましょう。
何も考えずに、とにかく言葉を埋めていきます。
完成したら、どんどん作っていきましょう。
そうすることで、短時間にたくさんの歌詞が書けるようになります。
・1つのお題からいろいろな歌詞を書く
例えば、お題を「恋愛」に設定して歌詞を書いていきましょう。
「恋愛」といっても、いろいろな恋愛がありますね。
男性から見た恋愛、女性から見た恋愛、ときには異性の気持ちになって恋愛についての歌詞を書くなど、視点を変えてみると、いろいろな見方ができておもしろいですね。
また、普段とは違う文体に変えてみたり、1つのお題からたくさんの歌詞を作るようにすると、作詞の引き出しがどんどん増えていきます。
・歌詞の続きを書く
既存の曲の歌詞に、続きの歌詞を書くというトレーニングもあります。
例えば、初恋がテーマの歌詞なら、その後の恋愛模様を想像して書いてみるなど、物語の続きを書くようにするといいですね。
いかがでしたか?
作詞で大事なことは、とにかくたくさんの歌詞をどんどん作っていくことですね。
実践が一番のトレーニングです。
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