音痴を直す方法の第一歩は、自分の音痴の種類を把握することから始まります。自覚のあるかたはどこが悪いのか自分できちんとわかるはずです。
原因がわかっていれば克服できないことはありません。音痴にはたくさんの種類があって、練習の方法はそれぞれ異なってきます。
原因を克服する練習をしなければどんなに一生懸命歌っても改善はしませんが、逆に原因に合った練習方法さえわかればどんどん効率よく歌を上達させることが可能です。人前で自信を持って歌えるように頑張っていきましょう。
まずリズムを合わせることができない音痴のかたです。音に合わせて声を出すことができないかたですが、音楽ゲームを使って体でリズム感を養ったり、楽器を使って体に覚えさせていくと効率よくリズムを取れるようになります。
例えばかえるの歌やキラキラ星などの、一音に一単語の歌だと音に合わせて声を出しやすいでしょう。
こういった童謡などの簡単な曲で手でリズムを叩きながら歌うなどして、リズム感をつけていくと楽しんで感覚を身に付けられます。
続いてリズムは取れるのに音程が合わないという音痴のかたですが、音感はただ歌を歌うだけではなかなか改善させていくことができません。
一番いいのは第三者に指摘してもらいながら音程を調整していく方法ですが、自分の力だけで克服するのであれば、楽器やパソコンなどで音を出しながらそれに合わせて発声練習をしていくといいでしょう。
またカラオケで音程を目視できる表示機能を使って練習することもおすすめします。自分の出した音が正解の音程に対して高いのか低いのかひと目でわかりますので、同じ曲を何度も練習して調整していきましょう。
歌の自信のないかたというのは声が小さく喉が締まってしまいがちになります。
そうなると余計に声が出づらく、声が安定しなくなってしまいます。
まずは一人カラオケなどで大きな声で歌う練習をしましょう。
大きな声で歌う意識さえつければ自然に腹式呼吸になり喉が開きやすくなります。声が出しやすくなると音も取りやすくなって、練習も効率よく進めていくことができるでしょう。