音痴も卒業できる!歌の音程が上手に取れるようになる練習方法

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音痴で悩んでいるという方は、自分の音痴の原因を考えたことはありますか?
音痴は、遺伝するということはまずありません。
音痴の原因の一つに「音程を取ることができない」ということが挙げられます。
そのような場合は、とにかくいろいろな音を聴いて、耳を鍛えるという練習方法が
効果的です。

まずは、自分の声を録音して、客観的に聞いてみましょう。
「えっ、これが自分の声なの?思っていた声と全然違う。」
とたいていの方は思われるでしょう。

でも、それが他の人に聞こえているあなたの現実の声なのです。
次にピアノかキーボードを用意して、一音ずつ音を鳴らして、それに合わせて
ロングトーンをします。

正確な音を出す楽器と一緒に声を出すことで、音程のズレに気づいたり、
途中で声量が変わったりすることに気づくことができます。
正しい音程が安定して出せるようになるには、時間がかかりますが、
根気強くやっていると次第に耳が鍛えられます。

ロングトーンで一音ずつ音が出せるようになったら、次はハーモニーを練習します。
最初は、簡単に「ドレミファソラシド」と音階順に楽器に合わせて歌います。
これが正しい音程で歌えるようになったら、次は、「ド、ミ、ソ」「レ、ファ、ラ」などのように
一音飛ばしで歌ってみましょう。

一音飛ばすだけでも、耳が鍛えられていない人には少し難しく感じるかもしれません。
基本的な音が取れるようになったら、半音上げたり、下げたりする練習もしてみましょう。

ある程度音程が取れるようになったら、実際に歌に挑戦してみます。
初めは、できるだけ狭い音域で歌えて、低音から急に高音になったりしないような
簡単な歌を選びます。

それこそ子供が歌うような童謡でもかまいません。
まずは、楽譜を見て、一音一音音程を確認しながら、ピアノなどで弾いてみます。
徹底的に聞きこんで、頭の中で正しい音程が再現できるようにします。
そして、初めは歌を細かく分けて、小節ごとに音を取りながら歌っていきましょう。
地道な作業になりますが、耳さえしっかり鍛えられていれば、
正しい音程は取ることができるようになります。

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