カラオケに行っても、どうしても上手く歌えないという方も多いかと思いますが、その音痴を克服するにはどうしたら良いでしょうか？音痴は最初は誰でもそうじゃないか？と思いますが、歌が上手く歌えない原因には、抑揚がついていない場合があります。
セリフを棒読みするような感じで、歌を歌ってしまっている状態で、ただ単に歌詞をなぞっているような状況だと、当然上手くは聞こえないのです。
抑揚をつけると大分上手く聞こえます。
それだけで音痴が直るとは限りませんが、１つ重要な要素なので、是非身に付けてください。
抑揚をつけるってことは、棒読みに近いような歌い方をする部分があっても良いということです。
むしろ、棒読みに近い歌い方をした方が良いときもあります。
それは曲次第ですし、曲のどの部分を歌うか？にもよります。
原曲をしっかり聞いていくと、歌手がどの部分をどのように歌っているか？が分かってくると思うのですが、カラオケで選ぶ曲はだいたいが好きな曲で、何回も聴いている曲だと思うので、頭の中でどういう風に歌っているか？再生ができるのではないでしょうか？それが無理な場合には、しっかりと聴き込んでから、練習をした方が良いです。
抑揚をつけるときにはリズムにも気をつけてほしいですね。
抑揚をつけるというのは、強弱をつけるということにも近いですが、ずっと同じリズムで抑揚をつけても不自然です。
これも曲次第で変わってくる部分で、ずっと同じリズムではなく、曲の流れによってリズム自体が変わってきますから、それにあわせてリズムをとりながら、上手く抑揚をつけていきましょう。
抑揚のつけ方も慣れると簡単だと思うのですが、大切なのはやっぱり原曲を聴き込むことだと思いますよ。
原曲のＣＤを流さないでも頭の中で完全に再生されるまで聴き込んで、あとはそれを自分で表現するだけです。実際に声を出す前に頭の中で声を出してみましょう。
口パクで構わないので、声には出なくても、強弱や抑揚が上手くつけられていれば、喉や口周りの動きで感じ取れると思うのです。その後に実際に歌って練習をしてみると良いと思います。
