音楽は最高の娯楽です。聞く事も歌う事も、下手でも上手でも、歌う事が苦手ならカラオケ教室もあります。音楽の中で生きたい!

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私は音楽に包まれた生活をしたいと思っています。
だから、聞く事は勿論、歌う事も好きです。

昔は歌う事が大嫌いでした。素人の人の歌を聞くのも嫌いでした。
何故、みんなの前で歌を歌わなければならないのか。下手な人の歌を聞かなければならないのか。疑問に思ったことがいくらもありました。

ある時、どうしても歌わなければならない状況に追い込まれました。もちろん仕事の関係です。会社の仕事の一環ですから断れません。

もののみごとに、その場を白けさせ、長い沈黙が部屋の中に続きました。
あまりに私の歌が下手だったのです。それに選曲も間違っていました。
私は決心しました。歌が上手くなろう。みんなに認められよう。

さっそくカラオケ教室に通う事にしました。どこでもよかったのですが、いろいろなジャンルが揃っていて、マンツーマンで教えてもらうカラオケ教室を選びました。
初めのうちは、これで本当に歌が上手くなるのか疑問に思いました。
自分の音痴は絶対に治らないと考えていたからです。

ボイストレーニング、発声訓練、自分の声の質とキー、いろいろ教えてもらいました。
半年くらいカラオケ教室で勉強しました。

この勉強という意識が間違いでした。楽しくないのです。音楽は楽しくなかったらおしまいです。
考えを改めました。カラオケ教室では基礎だけを教わって、後は自分で考えてみよう。
確かに声は出るようになりました。一番の問題は、自分に合った曲はどれかです。
やさしい曲とか、自分に合ったキーとか考えないようにしました。

そうです。好きな歌を思いっきり声を出して、楽しく歌えばいいのです。
これがカラオケ教室で教わった最高のことです。
好きな曲は、やっぱり好きだから聞いていた曲になります。
すごく昔の曲でもいいのです。最近の歌に限定することはありません。
生れる前の曲でも構いません。好きならいいのです。
私は選びました。

浅川マキ「かもめ」「赤い橋」。中山ラビ「ひらひら」「人は少づつ変わる」。
石川セリ「八月の濡れた砂」「遠い海の記憶」。
そして野坂昭如「バージン・ブルース」「黒の舟歌」「マリリン・モンロー・ノーリターン」
野坂さんの歌は、今一番気に入っています。どこで歌っても喜ばれます。下手でもいいのです。なぜなら、野坂さんも歌が下手だったからです。
これは音痴にとって大事なことです。歌の本家が下手だと、私が歌っても下手には聞こえないのです。
音痴の皆様、自信をもって歌いましょう。選曲には少し気をつけてね。

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