自分でできるボイストレーニングの方法

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ボイストレーニングをしてみたいけれど、教室に行く時間がない。あるいは趣味の歌に教室で通うほどのお金をかけたくない、という方は自宅でボイストレーニングを試してみるというのはいかがでしょうか。そんなあなたのためにこの記事では自分でできるボイストレーニングの方法をご紹介します。

 歌を歌うのにまず大事なのは呼吸法です。最初に声をだす前に、呼吸法をトレーニングしましょう。通常、話しているときの呼吸は、胸式呼吸ですが、歌うときの呼吸は腹式呼吸が良いとされています。意識しないと胸式呼吸のままで歌っていることが多いので注意しましょう。歌っている途中で呼吸をするときにおなかではなく胸や肩が大きく動いていた場合胸式呼吸になってしまっています。腹式呼吸の練習には、息を思いっきり吸って、すこし止めて、思いっきりはいてというのを繰り返してみてください。このとき、おなかを大きく動かして横隔膜をつかって呼吸するのがポイントです。

 呼吸法がわかってきたら、次はいよいよ声を出してみましょう。ピアノがあると練習がしやすいです。音楽の授業などで有名なのは「ドミソドソミド」の音階を半音階ずつあげていって順番に声を出していきます。自分が出せないところまできたら、今度は半音階ずつ下げていきます。この練習を続けていくことで、だんだんに自分の声域が広くなっていくことでしょう。練習するときのポイントとしては高い声を出すときには無理にのどに力をいれすぎないことです。低い声を出すときには体ぜんたいに声を響かせるようなイメージだと声がでやすくなると思います。また、このトレーニングを地声だけではなく、裏声でもやってみるといいでしょう。裏声と地声、どちらの音域もこのトレーニングで広げておくことによって、歌える曲の幅も広がりますし、同じ曲でも表現の幅が広がっていきます。

 今回は、呼吸法と声域の広げ方だけでしたが、他にも自分でできるボイストレーニングの方法はたくさんあります。教室に通うのは大変という方は、まずは自宅でボイストレーニングしてみるという選択もありなのではないでしょうか。

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