上手いけど、なんか無表情で楽しそうに見えないと友人から言われたことがあります。
自分の中では楽しく歌っているつもりでも、周りからそうは見えないということが、歌に限らず日常でもよくありますね。
確かに、コミュニケーションにおいて会話や声のトーンなどよりも、表情や身振り手振りといった視覚的な情報のほうが重要視されるように、歌声だけではなく表情も大切なんですね。
また、表情を意識して変えてわかったのですが、表情を変えると歌に感情がこもるようになります。
そこで今回は、表情を変えて歌声に感情をこめるボイトレをご紹介します。
・明るい曲なら笑顔で歌う
軽快で跳ねるようなリズムの曲や歌詞なら、笑顔で歌うほうが曲の雰囲気に合いますね。
笑顔で歌うと、声のトーンも朗らかな印象になります。
見ている友人も楽しい気分になります。
明るい曲については、歌詞の意味を知ってみると、歌いながらも自然に表情が明るくなります。
・悲しいバラードならもの寂しげな表情
役者の方々の場合、悲しい思い出を瞬時に引っ張り出して涙を流す、なんて方法を演技に役立てていますね。
それと同じように、暗くてもの寂しげな雰囲気の曲や歌詞なら、表情も無表情というより遠目で悲し思い出を思い出すようにすると雰囲気に合いますね。
悲しい曲なのに満面の笑みというのも、場合によっては暗くなり過ぎなくていいかもしれませんが、やはり悲しい曲なら悲しい表情で歌うほうが感情がこもりやすいです。
また、声の音量を普段より小さくして歌うとそれっぽくなりますね。
・応援ソングならだれかを応援するように
応援ソングならだれかを元気づけるように、応援するように歌うと雰囲気に合った声を出せるようになります。
このときも表情を笑顔にすると、見てるだけ元気づけられそうですね。
声に勢いや強弱を付けてみるのもいいですね。
いかがでしたか?
声だけではなく表情も変えてみることはボイトレに役立ちますね。
ATOボーカルスクールにはフレンドリーな先生方や、音楽が好きな仲間たちがたくさんいます。
みんなと一緒なら、自然な笑顔で楽しく歌うことができるようになりますよ。