紅白や歌謡祭などで演歌歌手が歌っているのを見ていると、歌唱力が非常に高く、かっこよくて味があって、感動しますよね。
でも、いざ演歌に挑戦して歌ってみると、J-POPやロックとは歌い方が全く異なり、とても難しい…と感じたのではないでしょうか。
本記事では、演歌歌手のように上手に歌うにはどうしたら良いか、3つのポイントをご紹介します。
J-POPっぽくなってしまいがち!違いを出すには…?
まず立ちはだかる壁として、普通に歌ってしまうとJ-POPっぽくなってしまい、イマイチ迫力や味が出ないことがあります。
演歌歌手のように歌うには、「こぶし」や「深いビブラート」といったテクニックを意識して歌うと良いでしょう。
また、J-POPと決定的に違うのは、音程を下から上にずりあげて歌う「しゃくり」が入ることです。
その中で、美しい日本語詞を伝えるために母音をハッキリと発音し、鼻腔共鳴を意識して歌うことで、歌に厚みや重みを加えることができます。
まずはこの歌い方のテクニックを取り入れて、演歌歌手になりきってみましょう。
世界観を表現!作品を理解しよう。
演歌を歌いこなすには、世界観を捉えることが非常に大切です。
演歌には四季や地域性が強く描かれています。できれば、そこを一度訪れ、周りの空気を感じることで、歌に説得性が増します。
とは言えなかなか難しいと思いますので、まずは衣装など見た目から入る、セリフを大切にする、フリ(動きや品、しなやかさ)を完コピするなど”成り切る”ことが第一歩です。
また演歌に慣れるために、曲の形式を理解しておきましょう。
演歌は短調、ヨナ抜き音階がよく使われており、また演歌の多くは民謡発祥である、といったルーツを知ることも作品理解に必要です。
他にも、作詞家・作曲家に触れることで作品理解が深まり、歌に味が出ること間違いなしです。
カラオケ機材を使って、目で見て学び、実感しよう。
最初にご紹介した通り、演歌には「こぶし」や「ビブラート」が大切です。でも、しっかりとできているのか自分自身で判断するのは難しいですよね。
そこで、カラオケ機材を活用して自分の歌声を確認してみましょう!
カラオケの「精密採点機能」を使うことで、自分の歌い方の特徴や歌唱方法をある程度知ることができます。
精密採点機能ではテクニックも、フレーズごとに確認できるため、歌い方が身についたかどうかも確認できます。
まとめ
以上のことから、
「こぶし」「深いビブラート」「しゃくり」などのテクニックを取り入れる、作品の理解力を深める、カラオケ機材をフル活用して実践練習をする
上記3つのポイントを押さえることで、演歌歌手の歌を上手に歌えるようになります。お試しください。
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