「上手に歌えるようになりたい。」と1人カラオケで歌の練習をしても、なかなか上達はしないでしょう。
歌が上手に歌えるようになるためには、自分の身体を楽器と捉えて、正しい使い方をして、歌声をコントロールできるようになる必要があります。
そのために必要なのが、ボイトレです。
運動でも、実際に競技を始める前にストレッチや軽いランイングで身体をほぐしたり、筋トレを行いますよね。
歌を歌う際にも歌い始める前に身体をほぐしたり、発声器官の状態を確認するトレーニングが必要なのです。
では、ボイトレとはどのようなトレーニングをしているのでしょうか。
カラオケで何曲か歌っているとすぐに声が枯れてしまう人がいますよね。
それは、喉だけで歌っているために負担がかかりすぎて、喉を傷めているからです。
発声というのは、声帯、舌、唇、顎といった調音器官を通って行われます。
この調音器官を使うだけでは、まだまだパワフルな声を出すことはできないので、体全体を使ったトレーニングをしていくと歌声が安定します。
体全体を楽器にするためのトレーニングには、正しい姿勢の取り方、腹式呼吸の仕方、腹筋や背筋の筋トレ、ストレッチなどがあげられます。
お腹や背中周りに筋肉がつくと下腹部に力を入れて歌うことができるようになりますので、歌声が安定します。
逆に力が入りすぎるのも良くないので、緩めるためのストレッチも覚えておくと体の一部分に負担がかからなくなるので有効です。
基礎がマスターできたら、歌唱力アップのボイトレを行います。
様々な音域の声を出したり、声量で抑揚をつけることができるようになれば、歌に表情がつくでしょう。
ここまでくれば、自分で自分の声をコントロールすることができるようになります。
ボイトレですが、自宅で一人で行うこともできますが、おすすめはプロの指導を受けることです。
自分では気づかない変な癖を指摘してもらうことができますので、上達も速いでしょう。