ビブラートの出し方を練習しよう

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歌が上手な人は、伸ばす音に振動をかけて表現力を高めています。この声の出し方をビブラートといって、うっとりと聴き惚れてしまうような歌いかたを自分もできるようになりたいと思っているかたも多いでしょう。
ビブラートというのは、自分で意識をして声を揺らせるようにならなくてはなりません。最初からビブラートをかけた歌いかたが出来る人もいますが、練習をして出そうと思ったらまず声を揺らす、という感覚を身につけるのがなかなか大変です。

 

ただし、身につけさえすれば案外簡単に出せるようになります。自転車を初めて乗れるようになったとき、逆上がりができるようになったとき、一度感覚さえわかればそれ以降はスムーズにできるようになるのと同じです。
まず、声を出しながら脇腹を手でリズムよく押してみましょう。

 

自然に声揺れますので、この際に息の量を一定にして声が途切れてしまわないように意識をしてみてください。それができるようになったら手を離して、今度は声だけの力で揺れをキープしましょう。

 

だんだんとその揺れを一定の速さで出せるようになれば、綺麗なビブラートにすることができます。声を出すときには、あぁあぁあぁあぁあぁーという感じで母音を強調させるようにしてください。
次に、その声の音程を上下させます。

 

出しやすい音程で声を出してみて二秒間キープし、そこからさらに半音下げて二秒間声を出す、そしてまたもとの高さに戻してまた二秒間、というのを繰り返します。

 

慣れてきたらこの感覚を一秒間に、そしてさらに短くしていくと、最初は不安定だった声の揺れが安定して自然なビブラートになっていきます。
ビブラートはこんな風に出してみたい、というイメージの人の歌声をよく聴いて研究をするといいでしょう。

 

実際に友人などで上手な人がいたら出し方のコツを聞いてみることもおすすめします。それからカラオケの採点機能を見ながらひたすら練習です。この際には必ずエコーを切って誤魔化さずに判定をしてもらいましょう。
ビブラートは出せるようにさえなれば、格段に歌の技術が向上します。頑張って練習を続けてください。

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