プロの歌手と一般の人間の歌声で顕著な違いがみられるのが、声の伸びとビブラートですよね。
最近はカラオケの普及で歌の上手い人は増えているとは思いますが、やはりプロの歌声とは歴然とした差があります。
そういうのを目の当たりにすると「やっぱり自分には才能が無いから」と諦めてはいませんか?
その諦め、正直勿体ないですよ。
プロの歌手はもちろん最初からある程度は完成されていると思います。
子供の頃から歌が上手で、それを褒められてより伸びていく。このような好循環があったことは想像に難くありません。
しかし褒められただけで伸びているわけではありませんよね。
そこには一般の人間では考えられないような努力を重ねていると思うのです。
例えばビブラートの出し方一つとってもそうです。
プロの歌手の歌声を聴き比べてもらえれば分かると思いますが、一人ひとり声の揺らぎって違うんですよね。それが特徴であり、特長でもあると思うんです。
ということは、一般の人間であっても練習してビブラートを体得すれば、自分だけの声の揺らぎが得られるということなんですよ。
ではどのようにしたら得られるのか。これはもう、ひたすらに意識して歌い続けるしかないですね。
まずは手っ取り早く練習できるのはカラオケボックスでしょう。
最近のカラオケマシンは採点機能もかなり充実しているので、ビブラートの有無を始め、ビブラートで歌っているとしたらどのような声の揺らぎなのかも見せてくれたりします。
声に出し、耳で聞き、目で見ることによって体得は早くなると思うんです。
しかし一人で練習するのも限界はありますよね。やはりどんな分野においてもコツはあるもの。
そのようなコツを知っているのは、他ならぬプロでありレッスンスクールなのです。
本気でビブラートを体得したいと思うのなら、私はレッスンスクールに行って先生に指導してもらった方が良いとは思いますね。
一人黙々とやっても伸びていくのかは不透明ですし、仮に伸びたとしても時間がどれくらいかかるか分かりません。
それであるならば、レッスンスクールに行って先生に指導してもらいながらビブラートを体得した方が、時間も手間も省けると思いますね。
とにもかくにも、ビブラートの練習は実践あるのみです!